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竜門珠希は『普通』になれない
プロローグ:4人兄弟姉妹、☆空レストランへ行く
結局あなたが一番最低です。会話の内容的に
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  〜帰り道。車内にて〜

「ちょっと。なんであたしの台詞がカットされてんの?」
「いやー、それは、ちょっと――だよな結月?」
「うん。アキ兄の言うとおりさすがに……ねえ」
「てか姉ちゃん。そのメタ発言っつーヤツ? やめたほうがよくね?」
「聖斗までお姉ちゃんにそんなこと言うの?」
「え? ……えっ? いや、俺は別に……」

「くっ。あなたたちは最低です! 見そこ――」
「だからおねーちゃん。そういうのがいろいろアウトなんだってば」
「……あ、URダブった」
「――って、人の話聞いてるおねーちゃんっ!?」

「こんなときでも11連ガチャとか、さすが俺の妹(マイシスター)
「それこの場合褒め言葉じゃないからねアキ兄っ!?」



「おーい、聖斗。聞こえてるー?」
「なんだよ兄貴」
「一応注意しとくけど、ウチの妹たちみたいな娘とは付き合っちゃダメだぞー?」
「それどういう意味だよ?」
「外見特上、性格良好、運動神経も人並み以上あって特技(スキル)も満載……けど中身ガチオタ」


「………………それ、兄貴の自己紹介じゃねえの?」


 

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