十六話
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闘続行不可まで追い込まれてるけど」
アインハルトさんのLIFEは二桁しか残ってない。これによって回復に専念させられることになる。貴重なフロントアタッカーが動けない。かく言う高町ちゃんの方は四桁まで回復した
「ティアナさんが動きますね」
アインハルトさんがなのはさんを抑えていた間に準備した弾丸を放ち、周りの敵メンバーにダメージを与える
その隙にルシエちゃんがアインハルトさんを自分の下に召喚する
「ねー。奥様。覇王っ子はさっき何したの? さっぱりなんだけど」
「脱力状態から加速と炸裂点を調整する撃ち方を極めると、いろんな応用がきくようになるのね」
「アインハルトさんがやったのは静止状態から全身を使った加速で全威力を炸裂させる撃ち方です」
昨日、ミルテに聞いた水切りってのが基盤になっているのも知れない
「そう。極めればシールドもバインドもアインハルトちゃんの前には意味を成さなくなる。
―――繋がれぬ拳、【アンチェイン・ナックル】が出来上がるわ」
「ほえー。覇王っ子の奴、そんな技を……」
まぁ一つ言えることは
「バインドされて必殺級の一撃を喰らってもそれをカウンターバインドに繋げる無茶ぶりをやってるアインハルトさんが少し無茶をする回数が減っただけですね」
《ストラトス様は若干脳筋の気がありますからねー。さらにバインドを力任せにぶち破るって言う脳筋技が増えただけかもですね》
「お前ら容赦ねぇな」
「あらあら」
状況としては数の均衡が崩れ、青組が詰めるなら絶好のタイミング。どうやら、アルピーノちゃんが何か悪巧みしてるみたいだし。これは決着ついたかな?
「ちょっと早いけど、仕方ないわね。ヴィヴィオ、行ける?」
「行けるよ! ルールー! これだけ回復してれば十分だよ!」
ヴィヴィオの言葉を聞いて満足気に頷くルーテシア。そして、青組全員に通信を繋いだ
「青組のみなさん。予定より少し早いですが、作戦発動ですッ!」
「「「「「「了解!」」」」」」
急速にルーテシアの下に向かっていたノーヴェの前にヴィヴィオが立ちふさがり、その後ろから追いついて来たスバルも応戦
ミルテと戦っていたエリオは自前の速さを活かして離脱し、アスとフェイトの下に向かう。そしてそこになのはの姿も……
キャロとアインハルトの下にはルーテシアとリオがつき、エリオを追いかけてきたミルテを離脱したアスが抑えた
「2on1!」
「ルー! あたしとコロナを無視するなんていい度胸じゃない!?」
「うっふふ? 度胸じゃなくて、知性の勝負♪」
そう言って周りを見渡すルーテシア
「前中衛は息の合ったコンビ同士! 狙った相手を一人ずつ速攻で潰す。そして
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