暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
十六話
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が近くに来ていた

「いえ、あれ弾丸反射でも反射技(リフレクト)でもありません」

「ええ。ただ、受け止めて投げ返した(・・・・・・・・・・)の」

「え、いや。そんなの可能なの?」

まぁ普通では考えられないことだからね。そう思うのは仕方ない

古代(エンシェント)ベルカの使い手なら理論上わね」

「ですが、アインハルトさんの年齢を考えるとあの完成度は恐ろしいですね。どれだけ自分を虐め抜いたのか」

ともかく、これで高町ちゃんのLIFEは三桁。アルピーノちゃんなら下がらせるでしょうね。今大事なアタッカーを失うわけには行きませんし……

そして、手の空いたアインハルトさんが向かうのは

「やはりなのはさんか」

モニターにはなのはさんに向かうアインハルトさんが映しだされる

「うわー。覇王っ子の奴、大丈夫か? 格闘一辺倒であの人と戦うと」

「まぁまず捉えられるでしょうね。あのように」

一瞬にしてアインハルトさんの右腕がバインドで捕えられ、動きを押さえられる

「なのはちゃんの必勝パターンね。あれでピンクがトラウマになった子は何人いるのかしら?」

「相当な人数じゃないすっか?」

「……斬れないことないかも」

《少なくとも今のマスターでは斬れませんよ。今の、ですけど》

「「え」」

《「え」》


(読まれているようで全然通らない。でも、攻撃を続ければっ……!)

アインハルトの一撃がなのはの防御を崩す

(開いた! 右拳廻打、入る!)

「甘いよ」

確信を持って打ったアインハルトの拳は空中で止められた

(バインド!?)

捕縛盾(バインディングシールド)、拘束確認!)

なのはは少しだけ後ろに下がり、収束を開始する

(砲撃。避けられない。防御!? いや、無理がある―――)

その時、頭に一日目の事がよぎる

「エクセリオン―――」

(脱力した静止状態から、足先から下半身へ、下半身から上半身へ。そして――――)

「回転の加速で拳を押し出す(・・・・)!」

そう。ヴィヴィオ達が見せた水切りだ。そして

打撃の威力でバインドが砕け、その余波がなのはに当たり、ダメージが入る

「!?」

周りも驚きの表情を浮かべる

だが、なのははすぐに体勢を直し、砲撃を発射する

「っ」

一瞬の判断で横に避けるアインハルト。

だが、砲撃を避けることに専念したことにより

「ストライク・スターズ!!」

上に回ったなのはの本命の砲撃に飲み込まれた


「うわー……。覇王っ子の奴、大丈夫か? もろに入ったじゃん」

「LIFEは全損してないですね。まぁそれでも一気に戦
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