十六話
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後
高町ちゃん対アインハルトさん、ティミルちゃん対ウェズリーちゃん、ミルテ対エリオ、アス対フェイトさん、スバルさん対ノーヴェさん、なのはさん対ティアナさん、アルピーノちゃん対ルシエちゃん。
アスとミルテが本来の相手とは違う相手に割り込んだのはイレギュラーだけど、まぁそこら辺はあの二人にとって些細なこと。
この戦いに戦力差はほとんどない。あるとすれば高町ちゃんとアインハルトさんの組み合わせくらいだ。あの二人の実力差は大きい。拳だけで昇ってきたアインハルトさんと魔法とストライクアーツを両立して昇ってきた高町ちゃん。聞いただけなら高町ちゃんの方が有利に聞こえるだろう。
でも、アインハルトさんには諸王戦乱の時代を拳で駆け抜けた覇王の記憶と覇王流がある。それにさっきのを見てれば中途半端な魔法は効きそうにない。魔法もストライクアーツも発展途上の高町ちゃんには少し荷が重い部分がある。
ここまで高町ちゃんはアインハルトさんに対して二敗。内一回は惜しくも負けてしまっている。でもあの試合は僕が煽ったことにより、アインハルトさんは本気で戦った。最初こそ拮抗していたが、一手違いでアインハルトさんが勝った。言い方を変えれば一手高町ちゃんの方が早ければ高町ちゃんは勝っていた。これは経験の差だろう。
そしてこの三戦目。魔法ありの格闘戦。魔法は器用な高町ちゃんの得意分野でもある。さて、どこまで見せてくれるかな?
「ソニックシューター・アサルトシフトッ!(この距離であの構え、まるで隙がない。なら速い弾幕で隙を作る!)」
「覇王流“旋衝破”」
アインハルトに向かって無数のシューターが飛んで行く
(あの弾幕を避けるなら左右か上に逃げるしかない。なら逃げた瞬間は隙が出来るはず! 弾幕を隠れ蓑にしてそこを狙う!)
「……」
ゆらぁっと腰を下げ受けの体勢を取るアインハルト
(よし。受けに入ってくれるなら、回り込める!)
ヴィヴィオは周り込む為に足場から逸れる
「無駄です」
アインハルトは向かって来ていたシューターすべてを素早い動きで受け止めてしまう
「いっ!?(受け止めた!? 弾殻を壊さずに!?)」
「覇王流」
そして受け止めたシューターをそのまま、
(これって、まさか!?)
「旋衝破」
ヴィヴィオに投げつけた
「くっ」
そんな手段など考慮してるはずもなくそのまま直撃してしまうヴィヴィオ
(反射技!)
直撃により煙をすぐさま払うが、一瞬のうちに接近を許したアインハルトの追撃を受けて下に落ちてしまう
「なにあれ!? すっげーっ! 弾丸反射!?」
いつの間にかメガーヌさんにシスターセイン
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ