7部分:第七章
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ではなかったかも知れない。しかし本当のスノードロップよりも豊かなものをエカテリーナとアレクサンドル、そしてマーシャとリーザに与えたのであった。
一家は褒美と貴族としての地位により末長く幸せに暮らした。その家は何時までも暖かい心に満たされていたという。どんなに寒い時であっても。それこそが祝福であったのかも知れない。エカテリーナの言った祝福だったのかも知れない。暖かい心の前にはどんな寒さも寒さではなくなる。人の心こそが最も尊いものなのだから。
大晦日のスノードロップ 完
2006・8・21
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