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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
雷との出会い
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!!

「水色の髪の女の子だろ?それならあっちに行ったよ」
「あの子のお兄ちゃんか?早く迎えいってやれよ」
「頭の猫も探してたぞ。ペットか?」
「僕はペットじゃないよ〜」
「「「猫がしゃべったーー!!!?」」」

セシリーが人間の言葉を発したら男たちはびっくりする。そりゃそうだろ。俺だって事情も知らずにいきなり話されたら驚くからな。
と、それより今は

「あっちだな!ありがとう!」
「またね〜」

男たちの指さす方へと俺たちは再び向かう。今度こそ捕まえるぞ!!






















シリルside

かなり時間もたち、日も暮れてきた。青かった空は夕日で紅く染まりつつある。

「いねぇな」
「そうですね」

俺とラクサスさんはいまだにグレイさんとセシリーを発見できない。困ったな・・・

『お!いたぞ!!シリルだ!』
『本当だ!!お〜い!!』

すると遠くから二人の声が聞こえてくる。そちらを振り向くとそこには確かにグレイさんとセシリーがいた。

「あ!!グレイさん!!セシリー!!」
「お?見つけたのか」

ラクサスさんは俺の頭に手をのせてくる。

「手伝ってもらってありがとうございました」
「いや、いいってことよ。それじゃ、俺はこれで」

そう言ってラクサスさんはその場を後にしようとする。あれ?

「グレイさんに会って行かないんですか?」
「あぁ。俺はあいつらと顔を合わせていい身分じゃねぇからな。あ、そうだ」

ラクサスさんは一度俺に背を向けていたが、こちらに向き直る。

「じじいによろしく伝えといてくれ。あと、俺からお前に一つだけ伝えといてやる」
「?なんですか?」
「赤髪の男に気を付けろ。それだけしか言えねぇ。じゃあな」
「え!?あ、はい!!ありがとうございました!!」

ラクサスさんがその場から立ち去るので俺はラクサスさんにお辞儀する。するとほどなくしてグレイさんとセシリーがこちらにやって来る。

「シリル!!よかった!!」
「はぐれた時はどうしようかと思ったよ〜」
「すみませんグレイさん。ごめんねセシリー」

俺は二人に頭を下げる。

「まぁ、いいさ。もう遅いし、今日もここに泊まってくか」
「そうだね〜!明日朝一で帰ろう!!」
「はい!!」

俺たちは今日もクロッカスに泊まることに決めて、宿を探しに向かった。























その夜、クロッカスのはずれにて・・・第3者side

ラクサスはクロッカスから離れ、今は森の中を一人で歩いていた。すると目の前に一人の男が姿を現す。

「カミュー
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