暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
雷との出会い
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りジャンプしたりしてグレイさんたちを探している。しかし、一向に見つかる気配はない。

「ヤバイなぁ・・・どうしよう・・・」

二人の名前でも叫ぶか?でもいかにも「僕迷子なんですよ〜」って言ってるみたいで恥ずかしいな・・・でも何か行動しないと二人を見つけられないしなぁ・・・

「はぁ・・・」

思わずため息が出る。13歳にもなって迷子になるなんてなぁ・・・恥ずかしいけど、叫ぶしかないのかな?

「あ!」

そこまで考えて思い出す。今探している人たちの特徴を思い出す。一人はイケメンの露出魔・・・もう一人は空飛ぶ猫・・・常識的に考えたら二人ともありえない特徴だ。多分二人を見た人は覚えているに違いない!そうと決まれば誰かに聞いてみよう!
そう思って俺は話しかけられそうな人を探す。すると突然

ガシッ

後ろから肩を捕まれる。もしかしてグレイさん?

「グレイさん!!」

俺は振り返るとそこにいたのは・・・金髪を刈り上げた大柄の男の人だった。

「迷子か?」
「え?」

いきなり金髪の人に聞かれる。まさか心配して声をかけてくれたのかな?見た目によらずいい人だ。

「はい。そんなところです」
「誰を探してるんだ?」

一緒に探してくれるのか?優しいなぁ。でもあんな特徴言って信じてもらえるかな?

「ほら。早く言え」
「えっと・・・一人が上半身裸の男の人で、もう一人・・・というか一匹が羽を出して空を飛ぶ茶色の猫です」
「なんだ。グレイか。猫の方はよくわからんが」
「え?グレイさんのこと知ってるんですか?」

俺がそう言うと男は言わなきゃよかったと言う顔をする。なんかあったのかな?聞かないでおくか。

「それで、グレイさんを見たりしてませんかね?」
「いや、見てねぇな」
「そうですか・・・」

どうやらこの人もグレイさんとセシリーは見てないようだ。振り出しだな。

「一緒に探してやるよ」
「え?いいんですか?」
「ああ。いろいろ聞いてみてぇこともあるし」
「ありがとうございます!!えっと・・・」
「ラクサスだ。ラクサス・ドレアー」
「よろしくお願いします、ラクサスさん。俺はシリル・アデナウアーといいます」
「俺?」

ラクサスさんが驚いた顔をする。もしかして・・・

「俺・・・男なんで・・・」
「男!?」

ラクサスさん声を上げる。そんなに驚かなくてもいいのに・・・

「すまねぇ・・・てっきり女だと思ってたぜ・・・そういえばその服・・・男物だったな・・・全然気づかなかった・・・」
「いえ、よく間違えられるので大丈夫です。それより早くグレイさんを探しましょう!」
「そうだな・・・」

俺はラクサスさんと一緒にグレイさんを探すために歩き始める。ラクサ
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