2部分:第二章
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りにするのね」
「そうよ、けれどそれだけじゃないわ」
マーシャは言った。
「これで狼や熊も怖くないから」
「こんな火で?」
「火だからよ」
妹にそう答えた。
「火だから。私達を守ってくれるのよ」
「そうなの」
「動物って火を怖がるから」
それが彼女の狙いだった。
「妖精だって近寄れないわよ。だから安心して」
「わかったわ、お姉ちゃん」
「じゃあ行くわよ」
「うん」
二人は森に足を踏み入れる。そして中へ中へと進んでいく。
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