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ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第4話 リトルネペント狩り
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早く2回攻撃し、瞬時に背後に回って敵の背中に剣を刺しそのまま右足を軸に回転して敵を斬る。
HPが0になるのを確認せず次の獲物に向かって走る。
前後左右からツルや腐蝕液で攻撃されるが気にせず狙いを定めた敵を倒すとまた次の獲物に向かって走るのを繰り返す。
右の敵に《ホリゾンタル》で頭を斬り飛ばし、すぐに方向転換して腐蝕液の攻撃を避けながら《スラント》でまた頭を斬り飛ばす。
後ろからきたツルをギリギリで避けるとそのツルを数回斬りつける。
そして敵の正面に飛び込み右斜めから斬り下ろし、そのまま繋げて左からの水平斬り。
そして横にいる敵に向かい《ホリゾンタル》で頭を斬り飛ばす。

「遅い……もっと…もっと速く??」

その瞬間体が加速する。
今の敏捷値ステータスでは出せるはずのないスピードで俺は動いていた。
リトルネペントはウツボ部分がぷくっと膨らませ腐蝕液発射の予備動作をしていたが構わず正面から向かっていき、5回斬りつけ 腐蝕液発射の直前で左に移動して背後に回り2回斬り敵のHPを0にする。
倒すと同時に周りを確認する。
敵は殆どいなくなっていた。
俺の方に2体、キリトの方に3体いた。
俺は敵の方に向くと同時に走りだす。
ありがたいことに敵は縦に並んでいたから《ホリゾンタル》で一気に2体倒す。
するとファンファーレが鳴りレベルが上昇したが、後回しにしてキリトの方へ向かう。
リトルネペントの手前で《スラント》を発動させ、頭を斬り飛ばす。
それと同時にキリトも《ホリゾンタル》で2体同時に倒した。
全ての敵を倒し終え俺たちはただそこに突っ立っていた。
すると視界の端にモンスターがPOPする。
俺たちはそれを無表情に眺めていた。
先に奥の2体が出現する。こっちは普通のリトルネペントだった。
だが次に出現したのは頭にチューリップに似た巨大な花がついていた。花つきだ。
リトルネペントたちは花つきを先頭にこっちに向かってくる。
俺は足に力を込め思いっきり地面を蹴る。
通常ではあり得ない速さで近づき一気に片付ける。
後ろの2体も5秒程度で片付ける。
戦闘が終わり剣を鞘に戻すと俺は体を屈め光る球体《リトルネペントの胚珠》を拾い上げウインドウを広げてストレージに格納した。
グッタリ草地に座り込みたくなったが油断するのはまだはやい。
キリトの方を見ると、キリトは落ちていた剣を拾い上げると周りで1番大きな樹の根元に突き立て、《胚珠》を根元に置き呟いた。

「お前のだ、コペル」

そう言い終えるとキリトは立ち上がる。
俺はキリトに近づいて言う。

「村に戻るか」

「……あぁ」

きびすを返し俺たちは村に向かって歩き始めた。
幸い乱獲したことによってPOPが多少枯渇したのか、モンスターとエンカウントすること
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