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ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第4話 リトルネペント狩り
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いぜい40体が限界か」
そんなことを言いながら11匹目のリトルネペントを倒すと、ファンファーレが鳴りレベルが上昇した。
キリトもそろそろレベルアップした頃かな〜
そう思いながらステータスを振り分けるためウインドウを開くと不思議なことが起きていた。
「あれ?なんで既に
敏捷値
(
AGI
)
が3も増えてるんだ?しかもステータスアップポイント残ってるし」
バクかなんかだろうと結論づけて一応ステータスアップポイントを
筋力値
(
STR
)
に3振り分けておく。
ステータスアップ操作を終え、ウインドウを閉じる。
「さて、この調子でどんどん狩っていくか」
そう呟くと俺は前にいるリトルネペントに向かって走り出した。
「もうやだ、精神的にキツイ」
あれから1時間以上リトルネペントを狩っているが花つきは一向に出る気配がない。
多分70体ぐらいは狩っているがそれでも出てこない。
「まさか出現率が変わってるとかはないよね……」
出ないことに対して愚痴をこぼしていると目の前でモンスターがPOPした。
まさかと思い期待して見ていたがPOPしたのは普通のリトルネペントだった。
「いい加減花つき出てこいよぉぉ!!」
そう叫んで俺はリトルネペントに突っ込んでいった。
リトルネペントが爆散した直後、ファンファーレが鳴り響きレベルが上昇した。
「レベルアップしたからいいか」
俺は剣を鞘に納めてウインドウを開いた。
「……またなってる」
ステータスの敏捷値が3上がっていた。
そしてステータスアップポイントも3残っていた。
「このクエが終わってから考えるか」
そしてステータスアップポイントを筋力値に3振り分けてウインドウを閉じる。
「そろそろ花つきが出てきてもいいのになぁ」
愚痴りながら歩いていると索敵範囲ぎりぎりにカーソルが2つ浮かんだ。
「カーソルが2つ?誰かがこの森まで来るのはもう1、2時間後だと思ったのにな。
まぁ、たぶん片方はキリトで間違いないだろうし一度合流するか」
俺はカーソルが浮かんでいる方向へ向き走り始める。
だが、少し走ったところで奥のほうからパアァァン!と凄まじい破裂音が森を揺らした。
その後薄緑色の煙と異臭が襲ってきた。
俺は顔をしかめながらスピードを上げる。
一体何が……??まさか??
頭の中で最悪の状況が浮かんできた。
もしそうなら急がなければ死んでしまう。
俺は敏捷力の許す限りの最大の速度で走る。
近づくにつれモンスターのカーソルをどんどん増えてくる。
そしてモンスターの隙間から微かにキリトの姿が見えた。
「キリト??なに突っ立っているんだ??早くそいつらを倒せ??」
そう叫ぶと剣
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