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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っていた。
第二話
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いか」

 力強く言った。他ならぬ、僕に向けて。

「レイナが帰ってきたとき迎え入れられるように、僕たちはどっしり構えて待ってやろうじゃないか。レイナの活躍に耳を立てて待ってやろうじゃないか。なに、レイナのことだ、周りの大人にあっと言わせて活躍するさ。だって、僕らの自慢の娘だからね」

 可愛い子には旅をさせよ。レイナの小さな背が見えなくなっても、僕たちはずっと見送っていた。

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