魔法コンテスト
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ある日の仕事・・・
「シリル!!そっち行ったぞ!!」
「はい!!」
ナツさんの声で俺は今回のターゲットが来るのを待つ。
「ブモー!!」
「うわっ!!来た〜!!」
セシリーがブドラゴスが現れたことに驚き木の影に隠れる。だったら最初からついてくるなよ・・・
「まぁ、いいや。水竜の鉄拳!!」
「ブモー!!」
俺の攻撃がブドラゴスに命中し、ブドラゴスは怯む。よし!!
「あとはお願いします!!」
「任せて!!開け!獅子宮の扉・・・ロキ!!」
「王子様参上!!」
ルーシィさんがロキさんを召喚する。正式名はレオだけどギルドにいたときはロキって名乗ってたからその名残らしい。
「行くぜロキ!!」
「おっけー!!」
ナツさんとロキさんがブドラゴスに向かってジャンプする。
「レグルス!インパクト!!」
「火竜の鉤爪!!」
「ブモーーッ!!」
二人の攻撃が見事に決まり、ブドラゴスは動かなくなる。あとは適当な木の枝と縄を使って動けなくして・・・よし!!
「本日の依頼終了!!」
「わ〜い!!今回は何も壊してないから報酬丸々もらえる〜!!家賃が払えるぞ〜!!」
「よかったねルーシィ!」
「わ〜い!!」
俺とルーシィさん、ハッピーとセシリーがそういってハイタッチする。
今回俺たちのやっている依頼は最近出没するブドラゴスを退治してほしいという依頼。
そのため今回の依頼は終了したってわけだ!!
「いやぁ、なかなか大変だったなぁ」
ナツさんが額の汗を拭いながら言う。確かにブドラゴスは意外に動きが速くて大変だった・・・
「まぁ、いいじゃない!早く依頼主のところに戻りましょ!!」
「あい!!」
「帰ろ帰ろ〜」
ナツさんがブドラゴスを縛り付けた木を持って、ルーシィさんはスキップしながら依頼主のところへと向かう。しかしウェンディがいないとなんか寂しいなぁ・・・
今日の仕事は討伐の依頼だったためウェンディはダメとミラさんに言われて俺とナツさん、ルーシィさん、ハッピーとセシリーの五人で来ている。
グレイさんはジュビアさんと、エルザさんは一人でS級クエストに行ってしまったらしい。
今回の報酬は50万J、一人頭20万Jという割りと高額な依頼だ。ルーシィさんもこれで家賃が払えるらしいし、安心だな。
ちなみに俺は家賃8万Jのアパートに住んでいるが、化猫の宿時代に貯めた貯金があるから家賃は困ってない。でも仕事しないとウェンディと遊びに行くお金が作れないからこれからも頑張らないとな・・・
――――――――|妖精の尻尾《フェア
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