第二十三話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
って逆に危険だ。
漫画の主人公は出来ない戦法だけどね!見せ場的な問題で!
漫画の主人公は可愛そうだ。
なんて考えている内にキュウキは十拳剣のひと突きで酔夢の世界へと封印された。
「えっと…任務完了ですか?」
「…そうね」
封印の儀式は失敗したが終り、巫女の護衛も果たした。
まあ里まで送り届けるまでが任務だが、脅威の排除は成功したし、もうこれ以上危険は無いだろう。
「それよりさっきのでっかい剣について聞きたいのだけれども」
「すみません紅先生。これだけは話す事は出来ません」
「…そう。いいわ、火影さまにはキュウキの脅威は消えたとだけ報告させてもらうわ」
「…ありがとうございます」
「それにソラやヒナタもどうしてあの瘴気の中で平気だったかも内緒って事なのよね?」
「…すみません」
ヒナタがすまなそうに紅先生に謝った。
「いいわ、取り合えず里に帰りましょうか」
「「「はい!」」」
四凶の一角であるキュウキを倒してからしばらくすると、火影様から紅第八班に出頭するように命令があった。
「今回集まってもらったのは他でもない。前回四凶であるキュウキを倒したお前達にやってもらいたい事がある」
「は?」
「先日、封印されている四凶の一角である饕餮(とうてつ)の結界の更新の護衛を請け負った。お前達の班からの報告で封印が破られる可能性があるとの事でてだれの者をあてがったのだが…」
読めてきましたよ…
「結界の更新時に案の定結界が破壊されてしまってな、封印されていたトウテツが開放されてしまったのだ。護衛の任に当たっていた忍は全滅、開放されたトウテツは辺りの村々を襲い、見境無しに人を襲い貪り食っているそうだ」
………
「再封印をするにしても瘴気が深くて術者が近づけん。そこで、前回おなじ四凶を打倒せしめたお前達にトウテツの殲滅の任に当たってもらいたい」
「お言葉ですが火影さま、瘴気の中に生身で入れという事ですか?」
俺は綱手さまに尋ねた。
「この前のキュウキの時も瘴気の発生が確認されたと聞いている。その中心地から帰ってきたお前達ならばその瘴気に対抗する術を持っているのではないか?」
「すみません火影様、その術を持っているのはアオ達3名であり、私では瘴気の中での活動は出来ないかと思われます」
紅先生の訂正が入る。
「そうか…ならば仕方ない、アオを隊長としたスリーマンセルで事に当たってもらうしか」
「くっ、ならせめてロック・リーを含めたフォーマンセルで任に当たらせてはもらえませんか?」
「リーをか?」
「はい」
綱手さまは少し考えた後。
「良かろう、リーを含めた4名でトウテツ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ