玩具VS神
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ATK1000
「そんな、神を従えしこの私が!?」
皇骸進 LP500→0
「所詮はこんな物だ。それに従えられてはいない。おそらく、お前のデッキはオーディン達を展開する為の構築が為されているはずだ。だがこれから先はそれだけでは何とも出来ない。これからは更にデュエルは高速化するだろう。極神を扱うのならば三体を並べるのではなく、一体をサポートする方が断然強い。お前は神を従えているのではない。神が使われてやっていただけだ。神は従えるものではない、共に戦うものだ。オレはそうしてきた男達を知っている」
遊矢が思い出すのは神に選ばれし三人の戦士達。世界の為に力を与えられた三人はその力を世界を守る為に、己の矜持であるデッキそのものを作り替えた。とある世界線においては見事に神と共に未来を切り開いた。その傍らに赤い帽子の男が居たのは言うまでもない。
「何度でも挑んでくるが良い。オレはそれに応えてやる」
そこで待機場所に戻っていた二人がやってくる。
「オレ達は何度でも応えてやる。それが決闘者だからな」
そう言って三人がデュエルディスクをテストモードに切り替えて各々のデッキのエースを呼び出す。眠れる巨人ズシン、デストーイ・シザー・タイガー、ダイガスタ・スフィアードがその姿を再び現す。
「さて、これで学園対抗決闘は終了だが、代表同士だけが決闘をして交流が図れると思うか?答えは否!!デュエルアカデミアに通う以上、オレ達は決闘者だ。決闘者が交流を図るなら、自らが決闘を行ってこそだ!!来いよ、サウス校の決闘者達よ。立てよ、本校の決闘者達よ。代表だ、勝敗だなんて関係ない!!多くの者達との決闘の先にしか見えない物がある。それを見る為に」
遊矢の言葉に会場の皆がデュエルディスクを構えて走り出す。相手を見つけて宣言する。
『『『『『『『決闘!!』』』』』』』
時間一杯、体力の限界まで続けられた決闘大会の参加者達は満足していた。その中で芽生えていく闇もあるということを理解している者は少ない。
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