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妖女
5部分:第五章
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に。唇が微かに笑った。ほんの一瞬だけ。
「はい。場所は」
 それを尋ねる。そして次の日また記憶をなくした美女がいるのだった。それからのことを。永遠に。



妖女   完


                  2008・4・4

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