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光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
破壊の将、その名は『ゼロ』
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ってくれ!!」



ドバーッと口から大量の酒が流れる。



「ニルヴァーナがここに…これは運命か…偶然なのか……」



「ウェンディ達は大丈夫か!?」



「いざって時は俺らじゃ何もできないし…」



「安心せい、光の魔力は生きている。なぶらおおきく輝いておる。」



ローバウルの声に、みんなが活気づく。



「「「おおー!!」」」



「でもこれって偶然じゃないよな。」



「俺たちの正体を知ってるものが…」




するとまたローバウルはさけをあおった。



「なぶら。」



「長い付き合いだが未だになぶらの意味がわからん……」



すると、一人の男が慌ててこういう。



「マスター!避難しようぜ!」



すると周りもざわつきだし、口々に避難しようと言う。



「このままだとやばいぞ!」





「ニルヴァーナは結界じゃ防ぎきれない!」




だが、ここでローバウルの喝が入る。



「馬鹿たれがぁ!!」



ギルドは一斉に静まった。



「あれを止めようとなぶら戦っているものがいる。勝利を信じるものは動く必要などない。」



ギルドのみんなは言葉を発することができずにいた。



「なんてな…………時が来たのかもしれん。わしらの罪を、清算する時がな…」



ローバウルは悲しそうな口調で、そう言った。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





一方その頃、ナツ達はクロドアと呼ばれる"杖"と戦っていた。



「こいつ……」




「杖のくせに……」




「いやらしいやつ……」



最後のはルーシィ。




「クックック……ん!?」




すると、いきなりクロドアが焦った表情を見せる。



「ミッドナイトがやられた……あの方が…くる!!」




そしてその表情は心底怯えた表情になる。



「なんだぁ?」



「あの方?」




「ブレインにはもう一つの人格があるが…あまりにも凶暴ゆえ6つの鍵で封印した。それが六魔将軍"オラシオンセイス"。その6つの鍵が効力を失うと……」




すると突如、奥の方から禍々しい魔力が発生した。



「お、おかえなさい!!マスターゼロ!!!」




地面に頭を擦り付け礼をするクロドア。間も無く奥の方からは静かな狂気を孕んだ声が聞こえてくる。それを聞くだけでナツ達は戦慄し、恐れおののいた。彼我の力の差に
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