六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
破壊の将、その名は『ゼロ』
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じゃあその王の間ってのに行けばいいんだな?」
ジュラが言うにはそうらしい。
「そうだ。だがブレインは…?」
「ブレイン?」
はて?誰であろうか。
「顔に変な刺青入れてたおっさんだよ。」
と、グレイ。ああ、それなら
「そいつならさっきぶっ飛ばしたぞ。今頃あの建物の屋上で伸びてるんじゃねえ?」
と、中央の建物を指さす。
「あそこだ!あそこの中に王の間がある!」
ジュラが言う。なるほどな、だからブレインとやらはあそこにいたのか。
「おし!行くぞ!」
先ほどウェンディにトロイアをかけられ元気になったナツがダッシュをし、ハッピーもそれについていった。
「我らも行くとしよう。」
「待ちやがれ!ナツ!」
…………行くか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なあ、本当にここ、王の間か?」
俺の声が虚しく響く。なーんもありゃしねえ。
「まさか、ニルヴァーナは自動操縦か!?」
「ならどうやって止めんだよ。」
「壊しゃあいいんじゃね?」
「ナツ……やめてね?私たちまで巻き添えじゃない。」
口々に意見を交わす。壊すにゃ無理あんだろ、これ。
「もしかして、ジェラールなら何か知ってるかも!!」
「あ、ちょっとウェンディ!!」
ウェンディとシャルルが走って行ってしまう。
「おい!ウェンディ!!」
声をかけたが止まらない。
「悪い、俺もちょっとウェンディんとこ行ってくる!」
シャルルと2人だけじゃ危ない。
俺も王の間を飛び出し、ウェンディ達に追いつく。
「おい、お前らだけで飛び出すなよ!」
危ねえだろ、と言いかけたが言葉をその先発することができなかった。
偶然なんかじゃねえ。
ニルヴァーナは、
「あと少しで俺たちのギルドに着いちまう!」
「え!?」
「みんなに知らせてくる!悪い!!」
魔力ブーストを使い化猫の宿の方向へ飛ぶ。何だ、何が狙いなんだ…!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「みんな!!大変だぁ!!!!」
化猫の宿に焦った声が響く。
「何事じゃ?」
「敵が…ニルヴァーナがこっちへ向かってきてる!もうすぐそこだ!!」
「なにっ!?それは誠か!?」
「飲み干してからしゃべ
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