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遊戯王GX〜鉄砲水の四方山話〜
ターン25 邪魔蠍団と正義の誓い
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伏せ)

 清明 LP1800 手札:0
モンスター:首領・ザルーグ(攻)
      黒蠍―茨のミーネ(守)
      ???(セット)
魔法・罠:なし

「それで時間を稼ぐつもりか?ならば、このカードだ。来い、ライトロード・ドルイド オルクス!」

 白い髪の、本を片手にした初老の老人。当然のごとくその恰好は白一色だ。

 ライトロード・ドルイド オルクス 守1800

「オルクスの効果は知っているな?これで俺もお前もライトロードと名のつくモンスターをカード効果の対象にできない。そして戦闘ダメージは与えられなくとも、今のうちにそのセットモンスターは破壊する!バトルだ、グラゴニス!」

 ライトロード・ドラゴン グラゴニス 攻3500→??? 守800(破壊)

「この瞬間、メタモルポットのリバース効果発動!お互いに手札をすべて捨て、カードを5枚ドロー。もっとも、僕に捨てる手札なんてもんないんだけどね」
「フン、くだらん。戦闘を諦めデッキ破壊でもやる気か、お前は?カードを伏せ、エンドフェイズに2体のモンスターの効果で合計5枚のカードを墓地に送り、ターンエンドだ」
「それじゃあ、僕のターン!」

 5枚の手札、そして今引いたカードを見て、それから場にいるザルーグとミーネにアイコンタクトを取る。何をしようとしているのか察したらしい2人がコクリ、と同時に頷いた。

「ザルーグとミーネをリリースして、アドバンス召喚!これがアームド・ドラゴン進化系、もう1つの形っ!現れ出でよ、メタファイズ・アームド・ドラゴンっ!」

 ダーク・アームドのような姿こそしているものの、先ほどとはまるで違う。2Pカラーといっては失礼だが、まさにそんな感じだ。漆黒のダーク・アームドに対し、ライトロードと同じく純白を基調とした神秘的なカラーリングを持つ幻竜。

 メタファイズ・アームド・ドラゴン 攻2800

「また、新たなアームド・ドラゴンだと……!」
「生憎このモンスターには効果はないけどね。だけど、通常モンスターには通常モンスターなりの戦い方ってものがあるってもんさ。さらに魔法カード、魔の試着部屋を発動!800ライフを払うことでカードを4枚めくり、その中からレベル3以下の通常モンスターを出せるだけ展開することができる。1、2、3、4……当たりは2枚か、なかなか悪くないね。出ておいで、グリーン!ブラック!」
『『ようやく出番だー!!』』

 清明 LP1800→1000
 おジャマ・グリーン 守1000
 おジャマ・ブラック 守1000

『もー、ひどいぜ清明の旦那ー!せっかく黒蠍団と一緒に戦うんだから、張り切ってこんなものまで作ったのに!』
『俺たちが出てきたときにはもう、黒蠍団が全員退場してるじゃん!』

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