虹の桜
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うに抱き締める。
「ほら、これで寒くないでしょ?」
「う・・・うん・・・///」
あれ?ウェンディの顔が赤いけど・・・風邪引いたのかな?
「プレイボーイね」
「それも天然のな」
「多分自覚はないな」
「まぁいいんじゃない?」
「仲良いことは美しきかな〜」
「でぇきてぇる」
上からルーシィさん、グレイさん、エルザさん、シャルル、セシリー、ハッピーが俺たちの方を見ながら言う。
あれ?寒いならこうするんでしょ?前に何かの本で読んだ気がする。
「クンクン・・・お!?匂うぞ!!これ絶対ぇ薬草の匂いだ!!」
「相変わらずすごい鼻だね」
ナツさんが何かの匂いに気づく。俺も匂いを嗅いでみる。
「確かにそれっぽい匂いはしますね」
「シリルの鼻もすごいよねぇ」
「鼻だけだけどね」
ウェンディは俺を誉めてくれるがシャルルはなんかバカにしてくる感じに言う。悪かったなぁ!!鼻だけで!!
「ていうかナツくんとシリルはその薬草の匂い嗅いだことあるの?」
「いーや、嗅いだことねぇけど間違いねぇ」
「俺もないけど・・・それっぽい匂いはするよ」
「いくぞハッピー!!」
「あいさー!!」
二人はそういって走り出す。
「あ、ちょ・・・ちょっと!」
「ったく、せっかちやろうめ」
「とにかく、ついていくことにしよう。あいつの鼻は侮れないからな」
「気のせいかしら?何かすごくいやぁな予感がするんだけど・・・」
「シャルルの勘はよく当たるもんね」
「悪い予感は特によく当たるよね〜」
「というか、早く追いかけないと見失いますよ?」
俺がそう言うと皆さんもナツさんの後を追う。ちなみにウェンディは毛布みたいにした服を羽織っています。
「あったーー」
「あいーー」
するとナツさんとハッピーの声が聞こえる。本当にあったのか
「はやっ」
「早ぇことはいいことだ」
「デスネ〜」
驚くルーシィさんとレーサーみたいなことを言うグレイさん、セシリーもなぜかホットアイの真似してるし・・・なんかこの間も六魔将軍の真似をしたような気がする。
「さすがだな」
「ナツさんすご〜い!!」
「本当に薬草の匂いだったのか」
「やっぱり獣だわ」
ナツさんは確かに獣って感じがするな・・・この間の時はドラゴンの幻覚まで見えたし・・・
「お〜し。さっさと摘んで帰んぞ!」
「あいさー」
ナツさんたちが薬草を摘もうとすると、上から何かがやってくる。
「ギャオー」
白い色をしたワイバーン・・・確かブリザードバーンだっけ?通称白ワイバーン。
確か草食動物って聞いたけど・・・この山に住んでいたんだ・・・あれ?草食?・・・まさか。
ブリザードバーンはナ
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