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【FAIRY TAIL】 FAIRY TAILのとある姉妹のお話
1章 出会い
#2 とある姉妹の出来事
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ーNosideー


「ねーねー」
「君たち、これから用事があるー?」
「無かったらさー、これから俺達と遊びに行かない?」
「いえ、結構です」
「良いじゃないのー」←
「ダメよーダメダメ」←


とある女の子達は、男共にナンパされていた。
そのナンパされている女の子達こそ、この物語の主人公である【リン・ハートフィリア】である。
とある事情で、皆には【リン・カトリーナ】と言っている。
彼女は、女の子ではない。
成人女性だ。
金髪に猫柄のワンピース。
可愛い以外に何がある。
と言う感じだ。


隣にいるのは、彼女の妹の【ルーシィ・ハートフィリア】。
彼女も、リンと同じくとある事情があるので【ルーシィ・カトリーナ】と言っている。
髪は、リンと同じく金髪。
だが、ルーシィは露出の多い服を着ている。
それでも、どうして色気が出ていないかと言うと、足についている鍵が彼女の色気を消していると思われる。
そんな彼女達は、只今ナンパをされております。


「私達、これから用事があるの」
「え?そんなに荷物があるのに?」


そう。
リンの手元には、大量の袋があるのだ。


「…ああ。これは、食材と洋服」
「…そんなに?」
「いるわよ、これぐらいないと」
(((………スゲェ〜………)))


男達は、リンにビックリしていた。
すると、リンは


「もういい?私達、用事があるから」
「っえ!?ちょっと、まってっっ」


失礼、と言って、リンとルーシィは男達から去って行った。


■□■□■□


「面倒な奴らに捕まってしまったわね」
「……ですね」
「他に何を買おうかしら?」


リンは目をキラキラさせながら言った。


「…まだ買うんですか?」


ルーシィは、不思議に思いながら聞いた。
だって、リンの手元には大量の袋がある。
まだ買うのは可笑しいと思うだろう。


「そりゃあ買うわよ!!この街は色々揃っているんだからっ!!!」


リンは、また目をキラキラさせながら言った。


「………例えば?」
「ん〜………」


ルーシィが質問すると、リンは考え始めた。
数秒後、リンは思い出したかのように


「………あっ!!!!!」


と言った。


「…何か思い出しましたか?」
「うんっ!!!ルーシィへのプレゼントッ!!!」
「…えっ!!?」
「よぉーし!!決まったから、レッツラゴーッ!!!」


そう言うと、リンはとある方向に走って行く。


「っ!!?ま、待ってください、お姉様〜っ!!!」


ルーシィは、リンの後を追うように、走って行った。


■□■□■□


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