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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0967話
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みを浮かべて口を開く。

「安心しろ。お前達も実働班として所属した以上、きちんとPTの操縦くらいは出来るように鍛え上げてやる。最低でも量産型Wに勝てるくらいにはな」
「うげっ、ちょ、ちょっと待って下さいよコーネリアさん。アクセル君に聞いた話によると、量産型Wって並の軍隊ではエースとして活躍出来るだけの強さを持ってるって話を聞いたんですが……」
「そうだな、それは間違ってはいない」

 いともあっさり頷くコーネリアに、美砂の頬が引き攣る。
 それは、美砂の隣にいる円もまた同様だった。
 ……まぁ、基本的にはブリッジクルーとして所属するという話で纏まっていたからな。それを思えば、色々と話は違う! そんな風に思っているのかもしれない。ただ……

「だが、シャドウミラーの実働班だぞ? それに、確かにお前達は生身での戦いを主に鍛えてきたのかもしれないが、シロガネの護衛も兼ねている以上はいざという時にはPTに乗る必要も出てくる。まさか、相手がPTやら何やらでシロガネに迫ってきているのに、生身で対抗するなんて風には考えていないだろう?」
「それは……」

 コーネリアの言葉に、思わず納得する円と美砂。
 そう、確かにこの2人は生身での戦闘であればある程度の信頼がおける。だがこちらが生身での戦闘だからといって、向こうも生身で来てくれるとは限らない。
 いや、寧ろシャドウミラーが交流を持っている世界の傾向を考えれば、その殆どは人型機動兵器の類がある場所だ。
 唯一の例外が、円や美砂のネギま世界。
 門世界は取りあえず横に置いておく。
 その辺の事を考えると、これから俺達シャドウミラーが接する世界はやはり生身での戦いが主になっている世界というのは少ないのだろう。
 それに、現在進行形でマブラヴ世界とも関わっているしな。
 その辺りの事を説明され、2人とも顔を引き攣らせながらも納得する以外の道は存在しなかった。
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