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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0967話
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「……まぁ、確かにシェリルの言葉は間違っていないだろうな。もしも帝国とその周辺国家が俺達の介入がない状況で戦いを始めていたら、泥沼の状況になっていた筈だ。そうなれば、軍人だけじゃなくて民間人もかなりの被害が出たと思う」

 俺達の常識だと民間人に対しては基本的に手を出さないが、帝国だと普通に略奪とか暴行とかするしな。奴隷として売り払ったりとか、そういうのもある。それを思えば、寧ろこの門世界は俺達という異物のおかげでスムーズに政権交代が行われたと考えるべきか。
 ……この場合も政権交代と言うのか? まぁ、その辺の詳しいところは後においておくとして。

「アルヌスの丘に門が現れてホワイトスターと繋がったのは、寧ろそれを狙っての事だったのかもしれないな」

 ふと、そんな風に思ってしまう。
 勿論それがこじつけに近い考えだというのは理解している。それでも、ここまで俺達にとって都合良く物事が進んでいるのを思えば、第三者の邪推を考えざるを得ないのは当然だった。

「確かに色々と思うところはあるけど、それでも決して不幸な出会いばかりじゃなかったでしょ? ハイエルフやダークエルフ、ロゥリィ、レレイ。この辺の人達とは、門世界と繋がらなければ決して会う事は出来なかったんですもの」

 そんなレモンの言葉に頷き、それでハイエルフ達の事を思い出す。

「そう言えば、何人かがホワイトスターの森の中に住み始めたって話だけど……あの辺はどうなっているんだ?」
「ん? ああ、そっちなら思いの外上手くいっているわね。さすがにこの短時間だから異常があったとしてもまだ発見されてないけど、それでも住んでいるハイエルフやダークエルフは特に問題なく暮らしているわ」

 へぇ。人工の自然でも特に問題はなしか。嬉しい誤算だな。
となると、もう暫くハイエルフやダークエルフの様子を見て、特に影響がないようならホワイトスターに対する移住を希望するのは全員受け入れてもいいかもしれない。
 ……いや、実際出来れば俺と同じ場所に住みたいって希望するハイエルフやダークエルフが多いんだよな。
 この辺、結構微妙な感じはする。神様の如く崇められるのは勘弁して欲しいし。
 ただ、向こうもその辺を理解しているのか、ホドリュー達は俺を崇めているような感情を表に出す事はない。
 だからこそ、向こうの要望を受け入れざるを得ないというのもあるんだが。
 それに、精霊魔法に関してはシャドウミラーとしても色々興味深い面があるのは事実だし。

「ハイエルフやダークエルフに関しては、エザリアとかに任せた方がいいかもしれないな。ああ、いや。どうせならあやかとか千鶴に任せてみるのもいいか?」
「え? 私達が? 大丈夫かしら?」

 俺の言葉に、千鶴が軽く首を傾げる。
 あやかもまた同
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