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オリジナル・ストラトス
第二天 御嬢様襲来
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選出は認められません!大体、男がクラス代表なんていい恥さらしですわ!
わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか?」

んーん?

とりあえず、僕かいーちゃんがクラス代表になるのが不満なのかな?

まっ、いっか。

「じゃあ、3人でばとるろいやる(?)だ!
ゆたこんにもいーちゃんにも負けないぞぉ!」

おー!と左拳を上へ掲げる。

「優貴、バトルロイヤルってマジかよ!?
ってかゆたこんってもしや……」

少しひきつった顔をしてゆたこんの方へ流し目をする。

「ゆたこんはゆたこんだよ?ねっ、ゆたこん」

ゆたこんへ向いて、ねっ、って同意を求める。たーちゃんが言ってたけど、この時首を少し傾げると効果抜群なんだって!

「もしかして、ゆたこんってわたくしのことですの……?」

呆けた顔をして尋ね返してくる。

「そだよ?ゆたこんだよ」

可笑しいのって再び首を傾げるとくらすから笑いが起こった。

え?なんで皆笑ってるの?変なの。

「〜〜〜〜ッッ!!?
あっ、あっ、ありえませんわ!ありえませんわ!!
こんな恥辱初めてですわ!!
こんな極東の猿にここまで言われるなんて!
この、わたくしにはセシリア・オルコットという高貴な名前がありますのに!
こんな知能の低い猿がこの国ではのさばってますの!?
だから、文化としても後進的で真似ることしかできない――――」

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」

ゆたこん、何で怒ってるんだろ?って考えてるといーちゃんが口を挟んだ。

いーちゃんの方を見てみると、やってしまった、みたいな顔をしていた。

「あなたは!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

侮辱だったの?

「決闘ですわ!」

ばんっ、と顔を真っ赤にして机を叩くゆたこん。

決闘ってあれだよね?

騎士と騎士が誇りを賭けてなんちゃらってのだよね?

なにそれ格好いい!!

「おう。いいぜ。四の五の言うよりわかりやすい」

「僕もやる!面白そうだもん!」

「言っておきますけど、わざと負けたりしたらわたくしの小間使い――いえ、奴隷にしますわよ」

「真剣勝負ってやつだよね?」

「ああ。真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」

「そう?何にせよちょうどいいですわ。
イギリス代表候補生のこのわたくし、セシリア・オルコットの実力を示すまたとない機会ですわね」

「じゃあ、何で勝負するの?
まだ内容決めてないよね?
公平なのはじゃんけんだよね?
それともまにふぇすとでもして投票する?」

「あら、何を当たり前のこと言っているのかしら。
ここはIS
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