第1世界
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りっ!
でも、入学式とほーむるーむは遅刻するのが形式美?なんだって!
これもたーちゃんが教えてくれたんだ。
たーちゃん物識りだね!
こーなーをぐるっと曲がって階段を二段跳ばしで上って後は一直線だ!
それで1―1ってくらすにとつげーき!とっこーだー!
「ごめーんなさーい!遅刻しましたー!
あれれ?遅刻したら廊下に立つんだっけ?
じゃー立ってます!」
ピシッと敬礼をしてどあを閉めて廊下に立つ。
えーっと、確かたーちゃんが言うにはあと、何をすればお友達たくさん出来るんだっけ?
うーんと……そうだ!
めろんぱん買ってこいや!われぇ!
と
あんたたちみたいなぐみんに興味はありませんわ!だった気がする!
むふふー僕はちゃんと勉強してきたもんねー
どっちから先に言おうか考えてると、がらららってどあが開いた。
「優貴、中に入ってこい」
あっ、この声は!?
「ちーちゃん!!」
ガバッと飛びかかる!!
すると優しく抱きとめてくれた。
んふー、やっぱりちーちゃんも暖かいねぇ。
「ちーちゃん、ちーちゃん!久しぶりー!」
飛びついたまま、上を見ると困ったような顔をしたちーちゃんが。
んお?どーして困った顔をしてるの?
悩みごと?
はっ、まさかちーちゃんを困らすようなやつがいるんだな!?
そんなやつには僕がおしおきするんだからな!
「優貴、降りてくれ」
残念だけどちーちゃんの頼みだから、僕は降りた。
僕は忠犬も裸足で逃げ出すほど忠実だからね。ぶいぶい!
「優貴、学校では織斑先生と呼べ」
「うー、わかった」
「それと何故遅刻した?」
「たーちゃんが教えてくれたの!
遅刻して廊下に立つのがてんぷれ?なんだって」
「あの馬鹿者が」
あれー?ちーちゃんが眉間に皺をよせてる。
何かダメだったのかな?
「あいつから学校について教えられたことはほとんど間違ってるから忘れろ。いいな?」
「りょーかいしました!」
ピシッとちーちゃんに向けて敬礼!
学校では先生の言うことが絶対なのだ!
「では、中に入って自己紹介してこい」
「うん!」
教室に入ると何故か皆さんポカンとしていた。
あっ、でもいーちゃんは助かった!みたいな目で僕を見てる。
どーしてだろ?分かんないや。
憎き篠ノ之ちゃんは睨み付けてきてる。
無視しとこ。
僕は大人だからね!穏便に済ませられるのだよ。
「はじめまして!僕の名前は新優貴ですっ!
好きなことは食べることと抱きつくことと遊ぶことと宇宙です
よろしくおねーしぁーすっ!」
にぱぁっと
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