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大陸の妖精
雷鳴殿
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!!」


「やるじゃないビスカ」


ルーシィたちは歓喜の声を上げる



「こんなの全部 私が・・―――」


そう言って次の魔水晶(ラクリマ)を狙おうとしたその時


ビスカの体に激しい電撃が流れる



「ああああああっ!!!!」


「おい!!しっかりしろ!!ビスカ!!」


「なにコレ!?どうなってんの!?」


焼け焦げ、倒れこむビスカ



「生体リンク魔法!!?」


カナが魔水晶(ラクリマ)を見て叫ぶ



「あの魔水晶(ラクリマ)は攻撃してきた者と自分のダメージを連結させる魔法がかけられている」


「え?」


「つまり攻撃を与えればそのダメージがそのまま自分に返ってくる仕組みよ」


「そんな!!?」


驚きながら神鳴殿を見上げる魔導士たち



「このままじゃ街の人まで」


「ラクサスをやるしかない!!行くよっ!!」


「あたし・・・できるだけ街の人 避難させてみる!!」


「雷神衆もまだ二人いる!!気をつけるんだよ!!」


戦う事が出来る魔導士たちは、ラクサスを探すためマグノリア全体に散って行った



一方で、術式から出られないナツは、ラクサスの行いに怒りを燃やしていた



「くそっ!!いい加減にしろよラクサス!!!」


「ナツ・・・落ち着いて」


頭をぶつけ、無理矢理 脱出しようとするナツをレビィが止める



「これが落ち着いてられっかよ!!ぐっ、こんなトコにも見えねー壁がっ!!」


「いいから上がってきて」


そう言ったレビィは自信ありげに話し続ける



「術式でしょ?文字魔法の一種だから、私なんとかできるかもしれない」


「本当かレビィ!!?」


「私・・あなたたちならラクサスを止められるって信じてるから」


読書家で文字魔法に詳しいレビィは術式を解除できる術を知っていたのであった
















カルディア大聖堂



「(神鳴殿・・・そこまでやるのか・・・?ラクサス)」


神鳴殿の発動には流石のフリードも戸惑っていたようだ


フリードは頬に一筋の冷や汗を流しながらラクサスの背中を見ていた



「何をしているフリード・・ビックスローは まだ妖精狩りを続けているぞ」


背を向けたまま話すラクサス



「ジジィの希望のエルザは俺がやる、ミストガンもだ・・・お前はカナとファントムの女をやれ、どっちもオレのフェアリーテイルにはいらねえ、殺してもいい」


「殺す!!?今は敵でも同じギル
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