雷鳴殿
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同士 無理やり戦わなきゃならねーって状況はどうかと思ったが・・・フェアリーテイル最強を決めるってラクサスの意見には賛成するしかねえだろ」
「いや・・・そうでもないけど」
頷きながら喋るナツに対し、レビィが苦笑しながら言った
「まぁ・・あまりラクサスを怒らねーでくれって事だ、じっちゃん」
「(ナツ・・・お前という奴わー・・・)」
ナツの言葉に感激するマカロフ
「つー訳で、今から第2回 バトル・オブ・フェアリーテイル開始だぁー!!!全員かかってこいやー!!!」
「「「はいい!!?」」」
「やめーい!!!」
拳を振るい、やる気満々のナツ
マカロフの感激は長く続かなかったようだ
「だってオレたち何もしてねーじゃん!!!ホラ!!!バトルしよーぜ!!!」
「やめてよ・・・あんたが言うと冗談に聞こえないから」
「どうしてもってんなら相手にならなくもないよ」
「カナ、のらないの」
ルーシィが呆れ果てた様子でナツを見る
笑いながらナツの戦い相手になろうとしたカナをビスカが止めた
「ナツ・・・女のコ相手にバトルとかはないと思うよ」
「女とか男とか関係ねーし!!」
「うわっ、すげームカツク顔」
挑発的な顔をするナツに対し、ハッピーが正直な感想を述べる
「ホラ、行くぞルーシィ!!」
「いやぁあ」
両手を大きく振り上げたナツは威嚇するようにルーシィを追いかける
それを見ていた他の魔導士たちは声を上げて笑う
「どうしたのガジルくん」
「別に・・・」
楽しそうにしているナツたちを黙って見つめていたガジル
それを見たジュビアが声をかけるも無愛想な様子で答える
「楽しいギルドだよね」
「イカれてるぜ」
そんなやり取りをしていると、ギルドの入り口を情報ボードが浮かび上がるのが見えた
「あれ?何かしら」
「ん?」
それに気づいたミラたちが一斉に入り口の方を向く
見ると、入り口は髑髏マークが描かれている情報ボードで塞がれていた
「何だ!?」
「術式の情報ボードがギルド中に!?」
情報ボードは激しい警戒音と共にギルド一帯を埋め尽くす
『聞こえるかジジィ、そしてギルドの奴等よ』
「ラクサス」
聞こえてきたラクサスの声にナツが反応する
『ルールが一つ消えちまったからな・・・今から新しいルールを追加する』
「新しいルール・・・?」
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