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Fate/EXTRA〜もう一人のアーサー王〜
捜索
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。腰を曲げすぎて腰痛がひどい。目を凝らし過ぎて目が疲れた。机というものがよく分からなくなった。

しかし、ようやくそれからも解放される。

「あった………やっと見つけた!」

俺が目にしたのは模様が記された机。さっき保健室で見かけた模様と形状が同じだ。これは間違いない。本物だ。


セイバーがやれやれと言いながら近づいてきた。

「やっと見つかったか……」

セイバーの声がどこか疲れていた。確かにこんな作業をさせられれば気持ち的に疲れる。セイバーの気持ちがよく分かった。

「くそ、もうこんな時間か……。マスター、早くそれを壊せ」

「ああ」

俺は模様に描かれたところを触れる。瞬間、あの時と同じようにガラスが割れる音をたてながら模様は消えた。

2つの痕跡を潰した。しかし、気持ち的にそんな晴れやかなものではなかった。まだ他にもこんな痕跡があると思うと……溜め息しかこぼれない。

「では行くぞ。次はアリーナだ」

そう言いながらセイバーは教室の出入り口に歩いていく。しかし腑に落ちない点があった。

「アリーナって今封印されてるじゃないのか?」

すると、セイバーが足を止め振り向いた。

「今ので封印は解けた。これ以上ここにいても仕方がないだろ」

しかし本当に大丈夫なのだろうか?まだ納得できないところがあるのだが…。

「でも痕跡が2つだけとは限らないかもしれないぞ?」

「安心しろ。アリーナを封鎖するのは簡単ではない。あいつの力量からしたら痕跡を作るのは精々2個が限界だ」

「そうなんだ。なら良いんだけど…」

いまいち納得できていない部分があったがここはセイバーを信じよう。今はとりあえず、アリーナに向かおう。




アリーナにて、昨日と同じ場所で俺はセイバーと剣の稽古をしていた。まだ段階としてはうまく立ち回れず、モタついてくるところもあり、戦いとは言えない状態にある。

だが、失敗だけではない。剣の技術が少しずつだが上がってきた。今まで避けるだけだったセイバーも時折、剣を使って防ぐ素振りを見せ始めたのだ。


剣と剣が交わる中でひたすら刀を持つ手に力を入れる。セイバーもそれに対応するかのように前へ前へと足を進ませ始めた。

「ぐっ!」

伊達にサーヴァントをやっているだけのことはある。力そのものがとても強く、体がどんどん後ろに下がっていく。どんなに体に力を入れても相手はそれ以上の力でねじ伏せてくる。こっちが原付きバイクならあっちは戦車だ。まるで馬力が違う。

ダメだ……限界だ!

体が悲鳴を上げてきたところで、俺は真正面に向かってくる力を横へと促す。そしてそのままセイバーは横へと流され、背中に大きな隙を見せる。今までにない大きな
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