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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0966話
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を入れているからな。
 それでもステラがエザリアを嫌ったりしないのは、それが自分の為を思っての事だと理解しているからだろう。

「レイは実働班だな。こっちは特に問題はないな?」
「はい。スティングやアウルに話を聞いていますから」

 苦笑を浮かべて告げるレイだが、はてさてどんな事を聞いているのやら。

「アウルかぁ……そう言えば最近会ってないわね。少しは強くなったのかしら?」

 その声の発したのは美砂。
 俺が知ってる限りでは、去年マブラヴ世界の日本で行われた花見で会ったのが最後だったか?
 魔法で色々と攻撃されていた覚えがあるが……あれでトラウマになってなければいいんだがな。
 っと、そうじゃなくて。

「レイ、こっちにいるのはネギま世界から今度シャドウミラーに入る……」
「ええ、知ってます。それに、何度かホワイトスターで顔合わせした事もありますよね?」
「そうですわね。これから共にアクセル君を支えていくのですから、お互いに仲良くやっていきましょう」

 ニコリと笑みを浮かべて告げるあやかに、レイもまた頷きを返す。
 そう言えばそうだよな。レイだってホワイトスターにそれなりに顔を出していたんだが、あやか達と出会っていてもおかしくはないか。

「さて、じゃあ顔合わせが終わったところでそろそろ行動に移るか。ステラに関しては、エザリアの所に行った時に言っておけばいいだろ。それぞれ、自分が行く場所は分かるな?」
「そりゃそうでしょ。別に今日が初めてって訳じゃないんだよ? まぁ、正式には今日が初めてって形になるんだろうけど」

 円の言葉に全員が頷く。

「じゃあ、まずは政治班からだな。皆、集まれ」

 俺の言葉に、周囲に集まってくる7人。
 それを確認し、影のゲートを使い身を沈めていく。

「……やっぱり何だか慣れないわね、これ」

 そんな風な美砂の言葉を聞きつつ、次の瞬間には俺達の姿は政治班が使っている建物の中にあった。
 部屋の中にいるのは、エザリアとレオン。それとレオンの部下2人に、雑務を担当する量産型Wが数人。
 そこに姿を現した俺達に、エザリアがどこか呆れたように口を開く。

「何もわざわざ影のゲートを使わなくても、普通に移動すればいいじゃない」
「それだと時間が掛かるからな。……ああ、それとステラがサボリだ。何でもシンの所に遊びに行ったらしい」
「……そう」

 数秒の沈黙が微妙に怖い。そう思うのは俺だけではないだろう。
 だがさすがに政治家というべきか、すぐに笑みを浮かべて話を進める。

「それで、政治班に所属する事になるのはあやかと千鶴だったわね?」
「はい、よろしくお願いしますわ」
「色々とお手数を掛けると思いますが、よろしくお願いします」

 
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