マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0966話
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が料理をするよりは余程マシなのは間違いない。
「葉加瀬の方は……聞くまでもないか」
「あはははー。アクセル君の想像通りですねー」
どこか照れたように呟く葉加瀬は、相変わらず白衣を着ている。
いつもと違うのは、もう学校に行かなくても良くなった為に白衣の下は私服だということか。
まぁ、美砂とか円と違ってお洒落とかに気を遣うような性格じゃないのは理解しているが。
そもそも俺自身が服装に気を遣うといった事はあまりせず、基本的にはシャドウミラーの軍服で済ませている。
一応レモン辺りが若干アレンジしているのが、お洒落要素と言える……か?
ともあれ服装云々はともかく、葉加瀬は以前から殆ど毎日のようにシャドウミラーに通っていており、技術班とも十分以上に親しい。魔法球の中にも既に自分の部屋を確保していたりもする。
ぶっちゃけ、暫く前から殆ど既にシャドウミラー技術班所属と言っても良かったんだよな。それでも今までは高校があったから、そっちで授業が終わって麻帆良工科大の方で用事を済ませた後でホワイトスターにやって来ていた。
そんな忙しさの中でも何とか出来たのは、技術班の活動拠点が魔法球の中にあるからだろう。
外の1時間が中では2日。更に時の指輪の効果によってエヴァが持っているような魔法球のように年齢の問題も解決済みだ。
ちなみに、ホワイトスターに……というか、俺の家に住むあやか達や、葉加瀬、四葉と違ってエヴァと茶々丸は高校卒業後も一応住居は麻帆良のままとするらしい。
何を考えているのかは大体分かる。ネギの父親であるナギに関して帰ってくるのを待っているとか、そういう乙女らしい感情故だろう。
ホワイトスターにやって来られないロゥリィ辺りとはまだ遭遇してないみたいだが、いつかエヴァとロゥリィを会わせてみたいな。
そんな風に考えていると、不意に部屋の扉が開く。
姿を現したのは、金髪の長髪をしている人物。
オーブの高校を卒業し、シャドウミラーの実働班として所属する事になったレイだ。
もっとも、レイは相変わらずホワイトスターではなくオーブにあるムウの家から通ってくる事になるのだが。
「遅れましたか?」
「いや、そうでもない。……ステラはどうした?」
「すいません、シンのところへ……」
申し訳なさそうに答えてくるレイだが、しょうがないか。
ステラは相変わらず浮き世離れ、あるいは電波系、不思議ちゃん。そんな感じなんだから。
ただ、この集まりはいわゆる同期の集まりに近い。それを無視して遊びに行ったとなると、エザリア辺りに叱られそうな気もする。
基本的に子供に甘いエザリアだが、躾に関してはそれなりに厳しい。特に他の子供がイザーク、スティング、アウルの男だけという事もあって、ステラに関してはかなり力
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