フェアリーテイルの魔導士
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手なものを話始める。ちなみに俺も梅干しは苦手です。
「どんなものにも必ずあるはずです。弱点って。私・・・まだ妖精の尻尾に入ったばっかりで、何もかも始まったばっかりで・・・もっともっとみんなと笑ったり、泣いたり、怒ったりしたいんです。もう一回ナツさんとハイタッチしたいんです」
「ウェンディ・・・」
ウェンディのその時の表情は今はまでになく真剣で・・・力強かった
「だから・・・ナツさんを・・・助けて・・・」
「ウェンディ!!」
ウェンディが倒れそうになるのを俺とエルザさんで支える。魔力を使いすぎたのか・・・
「ウェンディ〜!!」
「バカ!!だから言ったのに!!」
セシリーとシャルルもウェンディに駆け寄る。皆さんをこちらを見つめていた。
ミラさんがウェンディの額に手を置く。
「大丈夫。意識を失ってるだけよ。でも・・・魔力の消耗が・・・」
今日だけで相当治癒魔法を使ったからな・・・無理もない・・・
俺たちはドラゴノイドを見つめる。ナツさんを必ず助ける!!ウェンディが目を覚ましたとき喜んでくれるように
「エルザ。じーさんは俺に秘策を」
「だと思っていた。皆まで言うな」
グレイさんがエルザさんにそう言うとエルザさんも何か分かったような顔をする。秘策?
するとエルザさんが天輪の鎧に換装する。
「皆は全力でリザードマンを排除しろ。私はドラゴノイドを倒す!!」
「でもエルザ!」
「ナツはどうするのさ!?」
エルザさんの言葉にルーシィさんとハッピーが言う。
「それがマスターの・・・つまりは妖精の尻尾の意思だ!いいか?この街はなんとしても守る!ギルドと、私たちの魂の誇りをかけて!!」
「エルザ・・・」
「わかってるよ・・・オイラだって妖精の尻尾の魔導士だ・・・でも・・・」
「オスネコ・・・」
「とかげたちが来ましたよ!!」
四方からリザードマンが次々に現れ俺たちに襲いかかってくる。
「ナツ・・・オイラ、仲間なのに・・・オイラが助けなきゃいけないのに・・・」
ドラゴノイドを見つめ、涙を浮かばせているハッピー。
「「ヒーハー!!」」
「これでもくらいな!!」
「水竜の咆哮!!」
「MOー!!」
俺たちはリザードマンを片っ端から凪ぎ払う。
『ウオオオオオオオオオオオオオ!!』
「うるさーい!!」
「きゃああああ」
すると突然ドラゴノイドが叫び出すが・・・その声はどう聞いてもナツさん。
『ちくしょー!!俺を壊せ!!いや、全部ぶっ壊してやんぞぉ!!じゃなくって!!うおおおおおお!!』
ドラゴノイドの様子が明らかにおかしい・・・どうしたんだ?
「やべぇぞあ
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