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美しき異形達
第四十八話 薊の師その八
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うした味付けだよな」
「高いけれどね」
 裕香は京都料理の値段については少し苦笑いになって答えた。
「あそこのは」
「そうそう、何あんなに高いってな」
「思うわよね」
「あたし達は安く済んだけれどな」
 八条学園の生徒なので八条グループのサービスを受けられたからだ、それで薊達の旅行は何もかもが料理まで安くついたのだ。
「それでもな」
「高かったわよね」
「ああ、京都の食いものはな」
「それでも味はね」
「ああいうものってわかったな」
「それは何よりだったわね」
「とにかく関西はそれぞれの味が強いな」
 地域ごとによって、というのだ。
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