第一五話「超電磁砲vsサソリの尾」
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「……ふう。緑茶も美味しいのお」
「うん、美味しいわね」
「そ、そろそろいいかしら?」
いい加減こっちが可笑しくなりそうだったので本題に移させてもらう、それは
「え、何?今の流れ、完全にやり合う流れだったわよね?」
「何言っとるんぢゃ。カナがお前みたいな小娘、相手にするわけなかろう」
なー、カナ、と言っているパトラからは何となく黒子がこちらに向けてくるのと同じ雰囲気が感じられたが、考えるな。
「……え?何?あの受け答え何だったの!?」
「ごめんなさい。ちょっとそちらがどういう人なのか測るため、わざとあんなこと言ったの。ごめんなさい
あ。あの計画についての個人的な見解は本心からよ」
……測られた!?と驚愕する。が、同時に疑問が浮かんだ。
「何の為に!?」
「言ったでしょう?力を借りたいって」
学園都市の暗部を公表するために力を貸して欲しいというだろうか。それなら断ったはずだ。
「だから私は」
「違うの」
それを否定したのはカナだった。そして彼女は、こう続けた。
「この街で行われようとしていることから、240万人を救うために力を借りたいの。御坂美琴さん」
「…………?」
第一五話「超電磁砲vsサソリの尾」完
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