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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0965話
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を通してシャドウミラーの事を知らせるという形をとったらしい。この辺に関してはエザリアの方で対処したらしく、報告でしか聞いていないが。
 あやか、千鶴の2人は政治班へ。円と美砂の2人はシロガネのブリッジクルー兼生身での戦闘要員として実働班で働く事になっている。
 今はそれらを迎え入れる準備や、あるいはその教育課程に関しての纏め、同様に一応念の為に雪広財閥と那波重工の方で作った通信制の大学に関しての話もある。
 また、今年の卒業で増えるのはネギま世界だけではない。SEED世界でもレイとステラが高校を卒業して、本格的にシャドウミラーに関わってくる事になっていた。
 レイは実働班に、ステラは恐らく四葉と同じ一般部門で仕事をする事になるだろう。
 これまでは少数精鋭だったシャドウミラーのメンバーが、一気に8人。倍とまではいかないが、かなりの人数が増える事になるのは事実だ。
 更にマブラヴ世界でのBETAとの戦いに、門世界での帝国との戦い。これらを考えると、本気で色々と忙しい。ピニャやボーゼスの戯れ言に関わっている暇は全くない。
 こちらの態度を見て、本気で相手をしている暇がないというのを理解したのだろう。ピニャとボーゼスは残念そうに溜息を吐いて頭を下げる。

「分かりました。今日はこれで失礼させて貰います。ピニャ様」
「ああ。……アクセル殿を始めとして、皆には急な来訪で迷惑を掛けた。だが、お互いに現状のままで良いとは思っていないというのを理解して欲しい」

 お互いに……ね。こっちとしては時間を掛ければそれだけ帝国が削られていくんだから、現状はそんなに悪くないんだけどな。
 その後、ピニャとボーゼスは残念そうにしながらも帰って行く。
 何かあったら是非連絡して欲しいと告げて帰って行くその様子は、まだ少しも講和、あるいは和平を諦めた訳ではないことを示していた。

「まぁ、帝国としても今が存亡の危機だというのは分かっているんだろうね。だからこそ、少しでも能力がある人物なら何とか帝国を滅ばさないようにしているんだろう」

 バルトフェルドの言葉に、その場にいた多くか頷く。
 実際、このまま事態が進めばその予想通りに動くのは間違いない。俺達がそういう風に物事を進めていくのだから。

「それだけを見れば、強国に食い荒らされる小国ってイメージなのですがね」

 そう告げるレオンの口元は皮肉な笑みが浮かべられていた。
 これまでの自分達の行いがそのまま返ってくる。それだけなのだから、特に同情する必要はないという事なのだろう。
 確かに自業自得と言えばそれまでだ。何しろ、帝国がホワイトスターに侵攻してこなければこんな状況にはなっていなかったのだから。
 それこそ友好的に使節を派遣していれば、こちらとしても他の世界と同様に異世界間貿易
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