マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0965話
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た。
まぁ、あの時の事を思えば、帝国領内で地震は今までなかったんだろうしな。
だがその割には、ここ最近結構な頻度で地震が起きている。
火山とかそっち関係かとも思ったが、今のところそんな情報はない。そうなると、この門世界で地震が頻発している理由は結局不明なままだ。……とんでもない地震が来る前兆とかじゃないだろうな?
そんな風に考えつつ、ようやく我に返ったピニャとボーゼスの2人へと改めて視線を向ける。
ボーゼスはともかくピニャがここまで地震を怖がるのは、あの時のやり取りが理由だったりするのか? 実際、ゾルザルは心身含めて色々な意味で重症を負ったし、心の方にもこれでもかとばかりにトラウマを刻み込んでやった。
皇帝の方も、肉体的にはともかく精神的にはショックが大きかっただろう。
それを間近で……自らの血縁がそうなるのを見たのだ。それを思えば、ピニャを含めてトラウマに陥った者がいたとしてもおかしくはない……か?
「地震、最近多いねぇ。何かの前触れじゃなければいいんだけど」
バルトフェルドの言葉に頷を返し、レモンを始めとする技術班に一度しっかり調べて貰った方がいいかもしれないと考える。
いやまぁ、調べるにしてもどこを調べればいいのかってのはあるんだが。
取りあえず今パッと思いつく地震の原因は、門なのか?
ただ、地震が起き始めたのはあくまでも最近だ。もし門が理由なのだとすれば、地震の起きるタイミングがちょっとおかしい。
……俺の気のせいか? だが念動力が微妙に嫌な予感を教えてきているんだよな。
ただ、微妙と表現したように、あくまでも緊急性のない嫌な予感だ。それを思えば、そこまで緊急性が迫っているという事ではないんだろう。少なくても今は。
「ま、帝国が地震で滅んでも俺達にはあまり関係ないしな」
俺の口から出たその言葉に、ピニャとボーゼスの顔が引き攣る。
色々な意味でトラウマなんだから無理もない。
「ともあれ地震で話は途中で終わったが、これ以上話してもお互いに得るものはない。俺達が帝国に出来るとすれば、最初に告げた無条件降伏を勧めるだけだ」
そもそも、こっちは現在色々と忙しいものがある。新年を迎えてから1ヶ月が過ぎており、既に2月に入っている。
つまり……ネギま世界に限らず、卒業式のシーズンが近づいている訳だ。
そして高校を卒業すればあやか、千鶴、円、美砂の従者4人組に、葉加瀬、四葉がシャドウミラーに入る事になる。
……そう、結局葉加瀬はそのままシャドウミラーに所属する事に決まり、四葉もまた料理のためにシャドウミラーへと所属する事が決まった。
特に四葉は、政治班の下に一般部門でも作ってそこに配属されることになるだろう。
一般人である両親に関しては、結局雪広財閥の方
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