日常風景のパフォーマンス
第32話
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他の種族と比べると異常な程に道具を進化させる所だ。伊達に世界に君臨してねえんだよ。どの種族でも核兵器を防げるのは神クラスのみ、その後の放射能汚染の影響からは逃れる術はあるにはあるが効率は最悪。道ずれなら結構簡単に全ての種族が簡単に葬られるぞ」
「それは」
「あっ、あと、他の種族に比べると変人も生まれる。悪魔で言う超越者って奴。ネットでリアルチートって調べれば分かるけど、変人の一言でしか表せれない様なのがごろごろ出てくる。しかも全員が魔力とかを持ってるって訳じゃない。何人かは魔力持ちだったみたいだが、WWUの変人どもは全員普通の人間だからよ」
「ふぅ〜ん、そこまで?」
「そこまで。空の悪魔とか特にヤバいな。意味が分からん。話がそれ過ぎたな。ええっと、そうそう、犯罪の増加までは確実にあるな。どうしても力を手に入れると試してみたくなる。だから、それを試せる場を用意する必要がある。まあ、簡易版のレーティングゲームを用意するのが一番だな。これにはメリットが多い。娯楽の一種になるだろうし、レーティングゲームよりは身近に感じられる。そこがポイントだ。競技人口は比べ物にならないだろう。そこで活躍すれば眷属悪魔にもなりやすいだろう。神器持ちの人間を眷属悪魔にするのが流行っているみたいだが、ギャンブル性が高いし本人の向き不向きがある。経験を積んでいる奴を見繕う方が戦力の強化に繋がる。更には天使や堕天使の方でもレーティングゲームに似た様なことをしようと計画しているからな。それのテストケースとして一枚噛む。さらには公式の賭けを行い、胴元で金を稼いで学園と競技場を拡大させながら警備会社みたいな物を作る。これによって少しでも増加するであろう犯罪に対応する。そして、この金の流れに上級悪魔を殆ど関わらせない。特にソーナ・シトリーの夢を笑った奴らには絶対に関わらせない。此所までは既に計画済みだ」
説明しながら携帯を取り出してアドレスからとある人物を選ぶ。
「幾ら何でも手が早過ぎだと思うんだけ」
「そりゃあ協力者が居るからな。やっほ〜、レヴィアたん。今大丈夫?」
『やっほ〜、大丈夫だよ』
「計画通り思考誘導含めて現状と将来に発生しうる最悪の未来についての説明、及び協力者の存在を明かした。更に精神的にもかなり負荷をかけたからな。思考誘導も相まってレヴィアたんにも助言を求めるはずだ。そこで真面目に、仕事の時の様な態度で接すれば、ソーナ・シトリーからの評価はうなぎ上り」
『後々面倒になりそうな発言を避けてるのが丸分かりだねぇ〜。間違ってないけど』
「正直、他人の心なんて分からんから。自分自身ですら持て余すのが普通だし」
『まあねぇ。まっ、そこら辺はお互い適当に折り合いをつけて生きる物だから。とりあえず、ありがと?』
「こっ
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