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とある緋弾のソードアート・ライブ
第一四話「暴走と流動」
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「悪い意味で凄い。悪い意味で。大事なことだから二回言った」
「あの青髪くん?明らかに女性じゃないのが一個混じってるですがそれは……」

 呆れる他3名だったが、1人「ショタ」という青髪の言葉に反応した者がいた。

 言わずとも分かろう。学園都市のレベル4の「座標移動」の能力者。「グループ」の一員。そんな肩書きを持つ少女、結標淡希だ。

 訂正する。目の前の糸目の青髪とは素晴らしい同士になれるかもしれない。今日は素晴らしい日だ。

 そんなことで彼に人目も降らずランドセルと小学生の制服の素晴らしさについてどれだけの知識と情熱があるか確かようと、口にしていた海老カツバーガーをトレイの上に置く。

「────?」

 吹寄が何かに気付いたのもその時だった。

「?吹寄ちゃんどうかしたのですか?」

 急に虚空に目線を向け始めた吹寄に、小萌が心配そうに語りかける。青髪や結標、姫神も吹寄に目を向けた。

 と、全員がそれに吹寄と同じく気付いた。

「…………歌?」

 それは歌だった。周りに座ってバーガーを食べていた人や通行人も顔をしかめ虚空を見ていることから、自分たちの難聴や空耳ではないことは確かだ。

 更にそれは

「『とおりゃんせ』……?」

 そのメロディーは江戸時代に成立したわらべうた。野口雨情による作とも伝えられる『とおりゃんせ』に聞こえた。

 鼻歌のような歌声は宙に静かに響き渡る。

 しかし、それには一つ、子供の頃やどこかで聞いたあの歌とは違うところがあった。

「……あれ?この歌、歌詞違うくない?」

 その歌は──







第一四話「暴走と流動」完

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