1部分:第一章
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ことではないか」
それを言われても平気な態度であった。
「あやかしや不貞の輩ならばその場で成敗してくれる」
「江戸市中で無闇に刀を抜いたら切腹ですよ」
「何、わしは剣だけではない」
そう言われても胸を張ってこう言うだけであった。
「柔術もあるではないか」
「ではどうしても行かれるのですか」
「うむ、行く」
また言うのであった。
「今夜にもな」
「今夜にもって」
「何、大事にはならん」
自分でこう言うのであった。
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