第4章
停止教室のヴァンパイア
第87話 授業参観、始まります!
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うなぁ。
「……ねえ、イッセー」
「はい?」
「……イッセーは私と出会えて良かった?」
「え?」
「……私は幸せよ」
「光栄です!俺だって、部長と出会えて超幸せです!……でも…」
「……でも?」
「あ、ああいえ…」
……いつか部長にも彼氏ができるのかと思うと…。
「……っ…」
唐突に俺の口が部長の唇で塞がれた!
って言うか、キスゥゥゥッ!?!!
俺、部長とキスしちゃってるよぉぉぉっ!?!?
一体何事ですかッ!?
パチッ。
暗かった部屋に唐突に明かりが灯る!
「部長さんばっかりズルいですゥゥッ!?」
『………』
「先手必勝♪朱乃との争いで学んだ事よ♪」
それを聞いたアーシアが俺の首に手を回して抱きついてきた!
「だったら、私は後手必勝です!」
「何よそれ?」
って、今度は前から千秋が、後ろから鶇さんが抱きついてきた!
「イッセー君の後ろを確保〜!」
「………」
「ちょっと!?貴女達!?」
「おやおや、ケンカは良くないぞ」
キスの余韻が抜け落ちないまま、アーシア達に抱きつかれて、困惑していると、サーゼクス様が明日夏と冬夜さんと千春さんを引き連れて現れた。
「リアス、ちょっと思い付いた事があるんだが」
「なんでしょう?」
「そろそろ、もう一人の僧侶(ビショップ)を解放しても良いんじゃないかと」
「えッ!」
もう一人の僧侶(ビショップ)?そんな眷属が部長にはいたのか。
事情を知らない俺や明日夏達が首を傾げてると、部長が答えてくれた。
「能力が危険視されて、私の力では扱いかねると封印されていたの」
き、危険って!?
「これはお兄様のご判断だったはずよ?」
「その通りだ。だが、フェニックスやコカビエルとの戦いを見て、考えを改めたのだよ」
「では?」
「あれから眷属も増えて、戦力も増強もした事だし、もう任せても大丈夫だろう。解放したまえ、リアス」
「お兄様…いえ、大魔王ルシファー様のご命令であれば」
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