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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第87話 授業参観、始まります!
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として来るだけなのに、そこまでテンションが上がるものなのか?
しかし、今年は姉貴かぁ………不安だ…。
いつの間にか、ヴァーリへの怒りが薄れていき、代わりに公開授業への不安で頭いっぱいになっていた。
「ところで、明日夏…」
「一つ、聞きたい事がある…」
「………な、なんだよ…?……」
なにやら、二人がさっき以上に真剣…っと言うか、黒いオーラを滲み出しながら聞いてきたので、思わず、軽く身を引いてしまった。
「……最近、うちのクラスに転入してきたゼノヴィアちゃんと…」
「……一年に転入してきた雪白神楽ちゃんと言う娘の事なんだか…」
「……二人がどうかしたのか…?…」
『オカルト研究部に入部したと言うのは本当かッ!!』
「………」
……何を聞いてくるのかと思えば、そんな事かよ…。
「そうだが…それがどうかしたのか?」
答えは分かりきっているが、一応聞いておくか。
「クッソーッ!!ゼノヴィアちゃんはもちろん、雪白神楽って娘も相当の美少女らしいじゃねえか!?」
「何でイッセーの周りにばっかりに美少女が寄ってくるんだよ!?」
……やっぱり、その事かよ…。
「何故だ!?何故、モテない同盟のはずのイッセーの周りにこんなに美少女が寄ってくるんだ!?」
「おかしすぎるぞ!?」
……つってもなぁ…。
「ちなみに聞くが!」
「まさか、二人共、オカ研に入る前から、イッセーと交流があるんじゃなかろうな!」
捲し立てながら、そんな事を聞いてきた。
「まあ、ゼノヴィアとは転入前にちょっとした交流をしたし、神楽も中学時代の知り合いだったからな…」
「そこからおかしいぞッ!?」
「オカ研に入ってから交流するのなら、まだ、理解できるがッ!?」
「何で、入部前から、交流があるんだよッ!?」
「……んな事、俺に言われてもなぁ…」
ゼノヴィアはともかく、神楽は完全に偶然だしな。
「って言うか、俺達は中学時代にそんな知り合いの娘がいる事を知らないぞっ!?」
「何故、俺達に紹介しなかったっ!?」
一応、紹介はしているぞ………猫の姿でな……。
「千秋ちゃん、千春さん、鶇さん、燕ちゃんと言う幼馴染みがいてッ!」
ちなみに、そこにイリナと言う少女も加わるがな。
「中学時代にその雪白神楽って娘、最近になって、リアス先輩、姫島先輩、塔城小猫ちゃん、アーシアちゃんと言う学園のアイドルとお近づきになりッ!」
「クール系美少女転入生のゼノヴィアちゃんとも交流があるとかッ!?」
『何故、イッセーばかりがッ!?』
「知るかッ!って言うか、さっきから喧しいッ!!」
マジで、さっきから近くで喚かれて、喧しい!
「モテる貴様には分かるまい!?」
「モテない俺達のこの嘆きが!?」
「しかも、つい最近まで同士だった者に!?」
「裏切られた俺達の気持ちが
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