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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第十九話 鮫島大尉!猿飛佐助は名作だ!その三
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「それこそ身体にできものとか斑点とか出て来てな」
「鼻、落ちるんですよね」
「身体も腐ってきて」 
 二人もこの病気については知っている。
「それで脊髄とかもやられて」
「もう身体ボロボロになって」
「それで苦しみながら死ぬんですよね」
「そうした病気ですよね」
「エイズより怖いからな」
 実際にエイズが有名になるまでは最も恐れられていた性病だ、犠牲になった者も実に多いところがさらに恐ろしい。
「淋病や軟性下疳もあるけれどな」
「まずは梅毒ですね」
「これが一番怖いんですよね」
「それこそ」
「性病の中で」
「そうだよ、歯だって落ちて視力も落ちて髪の毛も抜けてな」
「凄いですね」
「本当にボロボロになるんですね」
「ハイネも梅毒だったって説があるんだよ」
 有名な詩人であるこの人物もというのだ。
「だから晩年寝たきりだったって言われてるな」
「じゃあ晩年のハイネも」
「相当に酷い状況だったんですね」
「そうだよ、シューベルトもな」
 広くはチフスが死因と言われているがだ。
「実は梅毒でな」
「それで死んだんですか」
「あの人も」
「僅か三十一歳でな」
「本当に若いですね」
「まさに若くして、ですね」
「遊ぶことはいいんだよ」
 そうした女遊びもだ。
「けれどな」
「はい、気をつけないと」
「それこそですよね」
「エイズだけじゃなく梅毒に罹って」
「そうして」
「死ぬからな」
 冗談抜きでだ。
「あんた達も気をつけろよ」
「迂闊で生ではしない」
「コンドーム使って、ですね」
「ちゃんと自分の身は守る」
「それですね」
「コンドームは避妊にもなるからな」
 このことも伝える素晴らしい作品である。
「絶対に付けておけよ」
「そうしたことをする時は」
「その時はですね」
「そうして自分の身を守る」
「相手の身も」
「性病とか妊娠とか嫌だろ」
 そうした厄介なトラブルは、というのだ。
「だからな」
「ゴムは付ける」
「常にですね」
「俺だって付けてるからな」
 店員の人もというのだ。
「あんた達もその時はな」
「はい、DT卒業する時は」
「絶対に付けます」
「それで自分を守って」
「相手の人も」
「そうしろよ、俺は風俗の本番でも絶対に付けてるんだよ」 
 店員さんはこのことはかなりしっかりとしていた。
「何を言われてもな」
「生オッケーって言われても」
「それでもですか」
「ゴム装着は絶対」
「必須なんですね」
「その時楽しい思いをしてもな」
 一時の快楽でだ。
「けれどその後で大変なことになりたくないだろ」
「性病とか妊娠とか」
「自分も相手もですね」
「そうしたことになるよりは」
「ゴム、ですね」
「そうさ、あ
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