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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
五話〜初任務
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嬢ちゃんの技だ。
こいつで逃げていくスターズの二人を攻撃する。が……
「幻影か、やるねぇ」
と、そこへウイングロードを展開したスバルの嬢ちゃんが仕掛けてくる。
「くらえええええ!!!」
が、高度を上げて回避する。ふと、嬢ちゃんのブーツが気になったが、
視界にはこちらを狙うティアナの嬢ちゃん。即回避行動に移る。
だが、攻撃は来なかった。銃の不発で。そいつに気を取られ、既に後ろに迫ってきたエリオへの対応が一瞬遅れた。本気を出せばよけられる。だが、こんなとこですることじゃねえ……なら!
(防御魔法、できるか?)
(No problem.Master.)
そして俺は防御魔法を展開した。
side エリオ
「ホントに大丈夫?エリオ君。かなりスピード出るよ」
「大丈夫、ランスさんやフェイトさんと訓練してるんだ、これくらいなら平気だよ。それに…………」
「それに?」
「槍兵の武器は速さだからね!!」
ランスさんに稽古をつけてもらっていた時に教えてもらった数少ないことを生かすチャンス。二人が引き付けてくれている今しかないんだ!!!
「いくよ!ストラーダ!」
[OK.Master.]
side ティアナ
「うぇ!?不発?」
まさかの事態。しかも最悪のタイミング………
「こんなときに!」
だが、幸運なことにそれを見たランスさんの動きが一瞬止まる。
(エリオ!今!!)
その機を逃さずにエリオに念話を送る。キャロのブーストを受けて強力になったエリオとランスさんがぶつかり合う。
二人が爆煙に包まれる。
が、エリオははじかれて煙から出てきた。
「外した!?」
「いや、違うぜ」
そう私に答えたのは………煙から出てきたランスさんだった。
「参ったね、まさか防御を貫通されるとはな。やるじゃねえか、エリオ」
ってことは………
「おめでとう、みんな合格だよ。それじゃ、一回整列しようか」
「「「「はい!」」」」
整列したところで、
「きゅくる〜」
「どうしたの?フリード?」
「そういえば焦げ臭いような……」
「あ〜!スバル!あんたのローラー!!」
「え?ああ〜!!しまったぁ〜、無茶させちゃったなぁ」
見事にショートしていた。実はあたしも人のこと言えないんだけど……
「オーバーヒートだね。あとでメンテスタッフに見てもらおうか。ティアナのアンカーガンも厳しい?」
「はい………騙し騙しです」
「う〜ん、訓練にも慣れてきたし、そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかなぁ?」
「「「「新デバイス?
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