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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
五話〜初任務
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てるんでね、こいつらの訓練相手をしてやれるくらいはできんだよ。お前はなのはの嬢ちゃんと乳繰り合いながら見てな」
「な、な、ななななななええ!!??」


どどどどどどどどどどういうこと?ち、乳繰り合ってろって……


「君もアレの戯言を真に受けてると身が持たんぞ、なのは」
「じょ、冗談だったの……?」
「悪いな、冗談だ」


全く、すごく焦った……



side ティアナ



ランスさん相手のシュートイベーションがはじまった。


「それじゃ、ルール説明するよ。ランス君相手に五分間逃げ切るか一撃入れたらおしまい。攻撃を受けたら初めからやり直しね」
「「「「はい!」」」」


ランスさんが魔法使うのは初めて………それなら!


「みんな、五分間よけきる自信は?」
「僕はあります!」
「あたしもあるよ!」
「私は……一撃入れたほうがいいと思います!」


2対2か………


「おっと、ずいぶん舐めてんな、スバルの嬢ちゃんにエリオ。だったら………ブランチ、モードリリース」
「「「「「えっ!」」」」」


驚きは士郎さん以外のこの場の全員のもの。


「いいの?ランス君」
「ああ。こいつら相手なら必要ねぇ。さっさとはじめてくれ」
「じゃあ……レディー、ゴー!」


ランスさんは何を使ってくるのか、しかし………


「デバイスひっこめるなんて、完璧挑発されてるわよ!なんとしても一撃入れて一泡吹かせてやりましょう!」
「よ〜し、用意はいいか?行くぜ、フォトンランサー!!」


ランスさんが使ってきたのはフェイト隊長の得意魔法の一つ、フォトンランサーだった。真っ直ぐにこちらへと向かってくる。


「全員絶対回避!そのあとフォーメーションで攻めるわよ!」
「「「了解!」」」



しかし、あれほど精度が高いとは予想外だ。
これは厳しい戦いになる………





side ランス


試してみて分かったことがある。

一つ、消費魔力がかなり少ない。白兵戦の能力が落ちている今、これに頼らない手はない。

二つ、自身にかけた強化のルーンの効果がやけに高い。
魔法の威力もこれによるところは大きいだろう。

三つ、デバイスがなくともイメージさえできれば魔法は打てる。
この辺は魔術に似てないこともない。


これらの事もあり、遠距離戦闘に関して言えば冬木にいた時よりも強くなっているだろう。


ここまで情報が得られたことでこの訓練を買って出た意味はなくなった。
だとすれば…………




ま、いっちょ遊んでやるか。



「まだいくぞ?アクセルシューター!!」


今度はなのはの
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