第百五十話 消える希望
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フィモンの胴体をぶち抜いた。
このままでは完全なジリ貧。
デジタマになるためのデータすら破壊されてパタモンは完全に死んでしまう。
マグナモン[さようならだパタモン。今度生まれ変わる時は幸せになれ。シャイニングゴールドソーラーストーム]
無数のレーザー光がブラックセラフィモンに炸裂した。
レーザー光に貫かれたブラックセラフィモンは完全に消滅。
デジタマのデータを大輔はデジヴァイスに回収した。
ヤマト「パタモンが…」
アリシア「大丈夫だよ。パタモンのデータはお兄ちゃんのデジヴァイスに保存されたから」
大輔「こいつは俺が預かる。ゲンナイの爺に頼んで新しいパートナーを見つけてもらう」
タケル「なっ!?か、返せ!!パタモンは僕のパートナー……」
大輔「笑わせんじゃねえ!!」
大輔のデジヴァイスを奪おうとするタケルを蹴り飛ばす。
尻餅をついたタケルの顎を蹴り飛ばした。
大輔「パートナー?どの口がそれを言うんだ?我が身可愛さにパートナーを否定したその口で!!」
賢「今の君はデジモンカイザーだった頃の僕よりタチが悪いな。我が身可愛さにパートナーを否定して取られそうになったらパートナーだと言う。」
ルカ「あなた何様のつもりですか?自分のパートナーを否定しておきながら、自分のパートナーなどとよく言えましたね。あなたの図々しさには感心しますね。」
ゴミを見るような目でタケルを見つめるルカ。
タケルはその冷たい視線から逃げるように後退した。
タケル「ぼ、僕は悪くない…」
ティアナ「はあ?」
自分は悪くないと言うタケルにティアナは呆れ顔だ。
タケル「僕は何も悪くない!!君達がホーリーストーンを消さなければこんなことにならなかった!!そうだ、僕は悪くない!!」
ユーノ「ちょっといい加減に……」
必死に自分の罪から逃げようとするタケルにユーノが歩み寄ろうとした瞬間。
タケル「僕は悪くない!!悪いのは全部、君達と勝手に暗黒進化したパタモ…」
大輔「てめ…」
バシッ!!
よりにもよって暗黒進化したのもパートナーのせいにしようとするタケルを殴ろうとした時、ヒカリがタケルの頬を思いっきり叩いていた。
肩で息をしながら、タケルを睨んでいた。
タケル「ヒカリ…ちゃん…?」
ヒカリ「タケル君の馬鹿!!人でなし!!」
目に涙を溜めながら、タケルを睨むヒカリ。
タケル「え?」
ヒカリ「暗黒進化したのは大輔君達とパタモンのせい!!?違うでしょ!?全部タケル君のせいよ!!」
タケル「な、僕のせいだって言うの!?原因はこいつらがホーリーストーンを消さなきゃ…」
ヒカリ「確かに何で大輔君がホーリーストーンを消しているのかは私には
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