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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十三話 ーHERO流 ・エンタメデュエルー
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上の時、特殊召喚できる!」
「っ!だから、おのれは率先して墓地にモンスターを送ったというのか!」

肯定の意味を込めて首を縦に振る。そして、まだ私のターンは終わらない。むしろようやく準備が整ったと言ってもいいくらいだ。

「いくよ、『ライトレイ・ダイダロス』の効果発動!フィールド上のカード二枚とフィールド魔法を選択し、選んだカード全てを破壊する!私はあんたの伏せカード二枚と、アクションフィールドを選択する。」
「っ!?」

まさかのアクションフィールド破壊に目を剥いて驚く。

「ぶっ壊せぇ!!ライトニング・パニッシャー!!」

光の奔流がフィールド内を駆け巡りありとあらゆる物体を呑み込み破壊し尽くす。
そして、最後に標的である鬼龍院を狙いを定めた時ーー

「やらせぬ!リバースカード、永続罠『連撃の帝王』!この効果によって、我はおのれのターンでもモンスターのアドバンス召喚が可能!プラネターをリリースし、『砂塵の悪霊』をアドバイス召喚!」

発動された『連撃の帝王』と伏せられていた『スピリットの誘い』を破壊すると代わりに現れたのは『ブラック・ホール』並のリセット効果を持つスピリットモンスター『砂塵の悪霊』。

「このカードが召喚・リバースされた時このカードを除く全てのモンスターを破壊する!」

効果により、『バトル・フェーダー』、『ダイダロス』、『グレファー』の三体が破壊され、フィールドに残ったのは『砂塵の悪霊』一体のみとなる。
そして、二体のモンスターが暴れまわった結果、灯篭は倒れ、本堂は倒壊し、アクションフィールドが作り出す暗闇には亀裂が走っている。

「し、痺れるほど凄まじかったぜ……」
「これじゃ、自然災害か何かだよ…。」
「はは、優希は容赦ないな〜。」

味方陣営はなぜか表情を引きつらせている。

「あれ、そういえば明るい。」

いち早く、柚子がフィールドの変化に気づく。
怪我の功名というべきか、アクションフィールドの亀裂からは周りの光が差し込み、あれだけ暗かったフィールド内を照らしている。そして、向こうもその事に気がついたのか片眉をピクリと震わせている。

「っ。、これでようやく五分五分になったと思え。」

これで五分五分?……

「それはどうかな?私の切り札見せてあげる!『ミラクル・フュージョン』発動!」
「出たっ!優希の融合召喚だ!」
「っ!融合召喚だと!そんな一部でしか学べぬ高度な召喚方法を……!」

ザワザワと騒がしさを増してくる会場。
流れは、こちらに吹いている!

「墓地の『E・HERO アナザーネオス』と『E・HEROネオス』を融合!
二人の英雄よ、神秘の渦の中で一つとなれ!融合召喚!光の英雄此処に見参、レベル8『E・HERO The シャイニ
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