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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十三話 ーHERO流 ・エンタメデュエルー
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!アナザーネオスでダイレクトアタック!」
「ぬぅん!やらせんわぁ!手札から『バトル・フェーダー』を特殊召喚し、バトルフェイズを強制終了させる!」
ネオスの攻撃は鐘の音と共に現れたモンスターに阻まれ敢え無く中断させられてしまう。予想通りなのだが、やはり悔しい。
「私はこのままエンドフェイズに。そしてこの時プラネターの効果が発動!このカードは召喚したターンの終わりにデッキからレベル7の闇属性か光属性モンスターを手札に加える。私は『ライトレイ・ダイダロス』を手札に!」
「ライトレイ?」
またしても聞きなれないカテゴリ名に首を傾げるギャラリー。HEROかと思えば、ドラゴン族を召喚し、今度は『ライトレイ』。あからさまに光属性と関係のありそうなカードが手札へと加わる。一見なんの共通点もなさそうカードたち。
観客たちは興味津々といった感じで私のプレイング一挙一動を見てくる。
だが悲しいかな。お楽しみは……まだ先だ!
「我のターン、ドロォォォォ!よし、『和魂』を召喚!さらに効果で『
雷帝神
(
スサノオ
)
』を次いで召喚する!」
これで見るのは二度目となる深緑の人魂とかの三貴神の一柱ーースサノオノミコトを模したモンスター。
「そして『強制転移』を発動する!互いにモンスターを一体づつ選び、そのコントロールを入れ替える。『和魂』を選択だ。」
「げっ。……プラネターを選択する。」
私の場に『和魂』が送りつけられ、入れ替わりにプラネターが向こう側へと飛んて行ってしまう。
「そして、リバースカードオープン『八咫烏の骸』。
このカードは二つ効果がある。一つ目はカードを一枚ドローする効果。二つ目は相手の場にスピリットモンスターが存在する時、二枚ドローする効果。
無論、二つ目の効果を選択し、二枚ドロォォォ!」
「そんなっ!
コントロールを入れ替えられ、さらにドローまで許してしまう。流れは完全にあちら側だ。
「さて、バトルだ!プラネターで和魂を攻撃する!」
「っ!しまっ……アクションカード!」
咄嗟に探そうと周囲を見渡すが、この暗さだ。
「さらにアクション魔法発動『怨念ー呪縛ー』!攻撃対象モンスターの攻撃力をそのレベル×100ポイントダウンさせる!『和魂』はレベル4。よって400ポイントダウンし、攻撃力はたった400!」
「なっ!?いつの間に!」
「心眼を身につけた者に明暗など関係ない!やれ、プラネター!プラネット・ストーム!」
「そんなありぃ!?くぅぅ……あぁぁ!!」
プラネターの吐き出した光のブレスが和魂を呑み込み、その余波が私を襲う。
1300ダメージの衝撃は予想以上に大きく、後方に吹き飛ばされ背中を強打する。
『優希さんっ!』
デスガイドの悲痛な叫びが聞こえ、痛く体を無理して
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