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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十三話 ーHERO流 ・エンタメデュエルー
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練習して何がしたいんですか、ここは。もしかして、悟り開いてZEALにでも至る気ですかね?』

遊戯王にはよくある事……。

御都合主義も真っ青な魔法の言葉でデスガイドに返答すると、既に歩き出していた皆の背中を追いかける。

そして、歩くこと数分。着いたのは紛れもなくこの寺の本堂。中は思ったより広くアクションデュエルをするには充分なほど。そして、天井の中央部にはもはや見慣れたプラネタリウム投影機のような球状の機械が取り付けられている。仏像やらがある空間にあの機械があるのは、なんだか場違いな気がするが改めてここでデュエルをするのだと自覚する。

「ほぉ……。お主が我の挑戦者か?強者と聞いていたが、女子とはな。」

奥の方から低音の声が響き、姿を見せたのは胴着を着、武道の強者の印ーー黒帯を締めた坊主。年齢は同じくらいだろうがどうも老けて……大人げて見える。

「おぉ、鬼龍院君。え〜、彼が我ら闘勝寺のエースであり、今日あなたの相手でもある鬼龍院 烈君です。」

住職がそう言うとこちらへと手を出し握手を求めてくる鬼龍院。なんというか威圧感が凄い。本当にこいつ、ジュニアユースなのだろうか。
さて、互いに固く握手をすれば、残るやることは一つ。
5メートルほどの距離を取り、互いを威圧するように位置取る。

「ほぅ、我を前にして怖気付かなぬか。」
「今さっき恐怖体験にあった身なんで。それにそこらへんの修羅や怨霊より怖そうなのに憑き纏われてるしね。」

おい、デスガイド。どうして首を傾げる。お前だよ。
などと言ってみても見えているのは私だけたいして意味はない。

「さて、準備はよいですかな?二人の強者に相応しい闘いの場を!
アクションフィールド魔法、オン!」

「ーーー《古寺院ーーロスト・サンクチュアリィーー》発動!」

住職の言葉を合図に機械が作動。
本堂はいつの間にか漆黒の帳に閉ざされた外へと変わる。そして、地響きと共に地面から古風な建物が現れ、それに続くように四方を高い塀で囲まれる。
最後に無造作に設置された灯篭へと灯りが灯り、辺りがぼんやりと照らされていく。
だが、しかし……

「っ!暗い!」

流石に灯篭の光では足元まで照らす事は出来ず、周囲もはっきりと見えるのはせいぜい10メートルほどである。まぁそれだけ見えればデュエルするだけなら問題はないはずだが、肝心のアクションカードを取るのに苦労しそうだ。

「甘いな。心の目で見れば、明暗など関係ない。」
「って、完全にあなたに有利じゃない、それ!」

観客席の雛壇から(多分)柚子の声が聞こえてくる。
確かに自分に不利なのは、確かだ。けど……

「そんな逆境こそ跳ね除けてこそ、勝つ意味がある!」

「言うじゃないか、小娘。では、始めよ
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