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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十三話 ーHERO流 ・エンタメデュエルー
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付けになっていた。
「この瞬間、リバースカードオープン!『ダブル・アップ・チャンス』!
攻撃力を二倍にし、もう一度攻撃する!」
「な、に、二倍ダトォ!?」
「シャイニングの攻撃力は3500。その2倍って事は、な、7000!?」
「な、なんだそのバカみたいな攻撃力!?」
かの『|G・F・D《ゴッド・ファイブ・ドラゴン』すら凌駕する脳筋っぷりに会場がどよめく。
「終わりだぁ!ダブル・オプティカル・ストーム!」
「っ!?バカなァァァァ!?」
特大の光の奔流に飲み込まれた鬼龍院さんの断末魔が廃れた境内に虚しく響いた。
「これにて、魔物退治は終了です。ご静聴ありがとうございました。」
腰を斜め45度折り曲げ、恭しく一礼をし、きっちりと幕を閉じる。
そして、そんな姉ちゃんを褒め称えるかのように、味方からも、敵だった闘勝寺の僧侶達からも拍手が贈られる。
ーーーーー
そして、優希が闘勝寺でデュエルをしている同時刻。
別のデュエルスクールでも、舞網ジュニアユース選手権への切符を手に入れるためのデュエルが行われている。
いや、正確には行われていた。そのデュエルは後行1ターンが開始され、ものの1分足らずで、決闘ではなく、蹂躙ないしは、殺戮と言った方がよいものとなった。
「終わりなんですよぉ!!グラファ2体でダイレクトアタック!ジェノサイド・ダークブレス!二、レ、ン、ダァ!!」
「ギャァァァァァァァァ!!」
黒い二本の闇の奔流が対戦相手であった少年を呑み込み、吹き飛ばす。
だが、それで終わるわけもなく……
「まだ、です!こんなもんじゃ終わりません!もう一体のグラファでダイレクトォ!ジェノサイド・ダークブレス!!サン、レン、ダァ!」
「ヒィィィィ!!もう、やめっ!!?」
少年はプライドを、かなぐり捨て懇願するも無慈悲なる攻撃宣言が下され、3度目となる闇の奔流が放たれる。
そして、少年から見て対戦相手であるデュエリストのフィールドには先に攻撃を行った三体の龍神の他に、もう一体。龍神より遥かに禍々しいオーラを放つ暗黒物質がおり、その凶刃を振るわんと爛々とその瞳を輝かせている。
「懺悔の準備はできているかぁ!!」
「うわぁァァァァ!!おかーチャーン!?」
既にデュエル開始1分後にデュエルをした事を後悔し、さらに数秒後に許しを請い、そしてバトルフェイズに入るや否やプライドも尊厳も何もかも捨て、命乞いまでした一人のデュエリストに対し、さらに反省しろと言う地獄の鬼も尻尾を巻いて逃げ出すくらいの悪魔の諸行。
「歯ぁ、食い縛れ!!ダークマター・ドラゴンでダイレクト!壊滅のダークマター・ストリーム!!」
「ギャァァアァァ!!?」
4度目となる暴力に晒された少年が僅か1ター
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