ナツvsグレイ
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ていることよ」
しかしその考えもダフネによって否定される。本当にグレイさんどうしちゃったんですか?
「言われるまでもねぇ。このムカつく殴り方は本物のグレイだ」
「ほう。それを確かめるためにあえて殴らせたってのか?」
口の周りを拭いながら言うナツさんとそれを見ながら言うグレイさん。てか二人ともどんだけケンカしてるんですか!?殴り方で相手が本物かわかるって!!
「うおおお」
「ぐおっ」
すると今度はナツさんが頭突きをして反撃する。
「火竜の鉤爪!!」
「ぐあああ」
今度はナツさんの蹴りが入り飛ばされたグレイさんは壁を突き破ってしまう。
「待てこらー!!」
それを追いかけていくナツさん。
「ナツー!!」
「相変わらずめちゃくちゃね」
「すごいすごい〜!!」
俺たちも空いた穴から二人を追うと二人は廊下で向かい合っていた。
「もういいだろ?いい加減説明しろっての。何考えてやがんだグレイ」
「・・・音無の街・・・」
ナツさんの問いにグレイさんは小さな声で答える。音無の街?
「ああ!?音無の街?なんのことだ」
「わからねぇだろうな。それならそれでいい。そのままくたばりやがれ!!」
グレイさんは氷の槍でナツさんを攻撃する。ナツさんはそれをよけながら炎を出すがグレイさんもそれをよける。
「すごい!!どっちの力も互角だ!!」
「関心してる場合じゃないでしょ!」
「あい・・・」
シャルルに怒られしょげるハッピー・・・どんまい・・・
「一体どういうことですか・・・」
「なんでグレイくんがこんなことを・・・」
「・・・」
ウェンディとセシリーがそう言う。グレイさんがこんなことをやるのには何か理由があるはず・・・だってニルヴァーナの時あんなに仲間思いだったグレイさんがこんなことをするはずがない!!
「グレイ・フルバスターは自分から協力を申し出て来たのよ」
「自分から!?」
「私がマグノリアに来たのは10日ほど前。私がナツ・ドラグニルの素性について調べているとそこに居合わせたグレイ・フルバスターがその話に興味を持ち、協力を申し出てくれたってわけ。今では私のパートナーよ」
ダフネがメタモちゃんを食べながら言う。自分から?
「それは完全な裏切りね!!」
「ひどいよグレイくん!!」
「そんな・・・信じられない・・・」
「てことは・・・グレイとダフネってやっぱむぎゅ!!」
とりあえず、ハッピーが何を言うかはおおよそわかったから顔を鷲掴みにして黙らせる。でも・・・やっぱり、何かおかしいなぁ・・・グレイさんがこんなことをするなんて・・・
「音無の街って、一体なんなんですか?」
「ナツさんを調べてたって、一体なんなんですか?」
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