ピンチとチャンス
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」
「こ、これは…。」
アースルーシィがここにいるのにも驚いたが魔法まで使えるのにも驚きを隠せなかった。
「ルーシィ!!!!」
「!!みんな!!!会いたかった〜〜っ!!!」
アースルーシィがタクヤたちに気づき駆け寄ってきた。
「何がどうなってんだ…。」
するとやはり気づいたかアースルーシィがエドルーシィを見つめる。
「あたしーーーっ!!!!」
「ま、まさかこいつがアースランドの。」
ドドドドド
そう話している内に王国軍が立て直し、タクヤたちを追ってきた。
「話は後回しみたいだね。」
「ナツ!!早くやっつけて!!」
アースルーシィはいつもののりでナツに指示を出す。
「オレたち魔法使えねーんだ。」
「えーーっ!!?」
「おまえはなんで使えんだよ!!!!」
「知らないわよ!!!!」
もめている間に王国軍は迫ってきている。
「ルーシィ!!お願い!!!」
「あいつらをやっつけて!!!」
「お願いします!!!」
「ルーシィさんしか魔法使えないんです!!」
みんなから頼まれるのがそんなに嬉しかったのか頬を染め自分の立ち位置を再確認する。
あたし以外魔法使えない→…
「もしかして今のあたしって最強?」
「「いいから早くやれ!!!」」
ルーシィが明後日の方向を見ていたが緊急事態のためすぐに戻らせる。
「開け…白羊宮の扉…アリエス!!!!」
ボォォン
「あ、あの…がんばります…。」
アースルーシィはアリエスを召喚する。それを見てエドルーシィと王国軍が驚く。
「アリエス!!あいつら倒せる!?」
「は、はい!!やってみます!!」
そう言ってアリエスは王国軍の前に出た。
「ウールボム!!!!」
もこぉん
アリエスは巨大な羊毛を出し王国軍を飲み込んでいった。
「あ〜ん?」
「やさしい〜。」
「気持ちいい〜。」
「あふ〜ん。」
心なしか王国軍は苦しんでいる顔ではなくどこか嬉しそうな顔をしていた。
「あれ?」
予想していた倒し方とまったく違う結果になった。
「みんな今のうちよ!!」
ウールボムに閉じ込められたらしばらくは身動きはとれない。
「アリエス!!サンキューな!!」
「いえいえ…。じゃあ、私はこれで失礼します…。すみません。」
ボォォン
そう言い残してアリエスは星霊界に還った。
「ナイスルーシィ!!」
「ああ?あたしも気持ちいいかも〜。」
「これがアースランドの魔法…。」
タクヤたちはルーエンの街を出て近くの森の中に身を隠した。ここまでくれば追っ手の心配もないだろう。
落ち着いた所でアースルーシィはなぜエドラスにいるのか、
どうやってここまで来たのかタクヤたちに説明する。
「…という訳でアニマが街をのみ込む瞬間ホロロギウムが助けてくれたの
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