マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0962話
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ルフ達にも一応前もって言ってあるから。……そうよね?」
「あ、はい。父がその辺は任せて欲しいと」
エザリアの言葉にテュカが頷くのを見ると、さすがに手回しが早いというべきか。
「それに、試験的に何人かにはホワイトスターの中に来て貰う予定でいるわ。もっとも、最初から交流区画の中とかじゃなくて、自然のある場所だけど。それで特に悪影響がないようなら、そのまま徐々にホワイトスターに……」
「おい、待て待て。そこまで勝手に決めてもいいのか?」
エザリアの言葉を聞き、思わずといった様子で口を挟む。
だが、本人は何を言っているのかとでも言いたげにこちらへと視線を向けてきた。
「別に勝手に決めている訳じゃないわよ? 前々から話は進めてきてたんだし」
「……そうなのか?」
確認の意味を込めてテュカの方へと視線を向けると、全く何の迷いもなく頷きを返される。
「はい、父を始めとした数人が自分からその実験に参加するそうです」
「実験というのはちょっと人聞きが悪いわね。せめて試験的にと言って欲しいわ」
そんな風に言葉を交わす様子からは、確かに無理強いしているような雰囲気はない。
なるほど。いやまぁ、俺としてもいずれはそうなると思っていたから別にいいんだけどな。
「分かった。……そろそろ時間も時間だ。一気にアルヌスの丘に向かうぞ。全員集まれ!」
その言葉にコーネリアを始めとするシャドウミラーのメンバーやダークエルフ達が全員集まり……次の瞬間には影のゲートを生成し、そこに沈み込んでいく。
……尚、さすがに200人を超える人数を影のゲートで転移させるのは大量にSPを消費することになり、アルヌスの丘に戻ってからの采配に関しては完全にエザリアに任せる事になるのだった。
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